CLサーバの設定
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GRADE/CUBE-NC(UNIX版)からSpace-E/CAMへ計算を依頼できます。
GRADE/CUBE-NCの対象バージョンは、9.31以降です。
(注意)Space-E/CAMからCUBE/NCへの計算依頼はできません。
1. CLサーバは、タスクトレイ内に下図のアイコンで表示されます。
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2. 計算を受け入れるCUBE-NC(UNIX版)マシンをクライアントリストに追加します。
クライアントリストの追加は[設定] - [クライアント設定]で行います。
3. CUBE-NC(UNIX版)マシンのマシン名を追加したら、
%windir%system32\drivers\etc\hosts
(例)C:\winnt\system32\drivers\etc\hosts
に登録したマシン名称とIPアドレスを追加する必要があります。
UNIXマシンにも/etc/hostsにWindowsPCのマシン名称とIPアドレスを 追加する必要があります。
計算依頼できるコマンドは次の通りです。
PPAP,PRO2,PPRP,
PPFX,PLFX,PCTX,PMNX,PRCX,PCMX,PRC1,PRC2,PRCC,PRCT,
PENX,RSTX,RCTX,
FJOI,FDUP,FRMR,FRCR,FREV,PEDC,PED5,PED7,
FACO,FACX
GRADE/CUBE-NC側での設定には、vi 操作が必要となります(vi はUNIX上のエディタです)。
GRADE/CUBE-NCを1台ご使用の場合は、「1. hostsファイルへの登録」、「2. CLサーバのインストールと設定」、「3. CLサーバの設定」を行います。
GRADE/CUBE-NCを複数台使用し、既にそれぞれのマシンどうしで計算を依頼している場合は、「1. hostsファイルへの登録」と「4. CLサーバの追加」を行ってください。
1. hostsファイルへの登録
rootでログインし、シェルから下記の操作を行います。
# vi /etc/hosts
hostsファイルへSpace-Eマシン名とIPアドレスを追加します。
2. CLサーバー のインストールと設定
1. rootでログインし、シェルから下記の操作を行います。
# /etc/init.d/clserver stop
初めてインストールする時にはエラーが出ますが、無視してください。
# cd /udd/nccube/pkg
# ./INSTALL_CLServer
CLサーバーがインストールされます。2. /etc/servicesを編集します。
# vi /etc/services
viエディタを起動し、/etc/servicesに以下の4行を追加します。
3. 以下のシェルを実行し、CLサーバーを起動します。
# /etc/init.d/clserver start
この作業は、次回からマシンを起動時に自動的に設定されますので、毎回この作業を行う必要はありません。
3. CL サーバーの設定
GRADE/CUBE-NC 使用ユーザーでログインし、シェルから下記の操作を行います(CL2は終了してください)。
% cd ~/.cl
設定ファイルを作成するディレクトリに、カレントディレクトリを移動します。% cp preferences_sample preferences
設定ファイルのひな形をコピーします。% vi preferences
viエディタを使って、設定ファイルを編集します。設定ファイルの中でおもに変更するパラメータは、ホストの数(NumberOfTreeItem)とホストの数に指定した数だけのホスト情報([TreeItem_番号])です。
注意)設定ファイル中の"Password"は、CL2(CLスケジューラ)を起動すると、暗号化されます。
また、パスワードを変更したい場合は、テキストエディタを使用し、"Password :="の後に新しいパスワードを上書きしてください。
preferencesファイルを修正する場合は、必ずCL2を終了してから行なってください。
4. CL サーバーの追加
GRADE/CUBE-NC 使用ユーザーでログインし、シェルから下記の操作を行います(CL2は終了してください)。
% cd ~/.cl
設定ファイルを作成するディレクトリに、カレントディレクトリを移動します。% vi preferences
viエディタを使って、設定ファイルのホスト数を変更し、マシン名を追加します。
注意)設定ファイル中の"Password"は、CL2(CLスケジューラ)を起動すると、暗号化されます。
また、パスワードを変更したい場合は、viエディタを使用し、"Password :="の後に新しいパスワードを上書きしてください。
preferencesファイルを修正する場合は、必ずCL2を終了してから行なってください。