運用について

座標値リストファイル作成コマンド

座標値リストファイル作成コマンドのカスタマイズ

座標値リストファイル作成コマンドは、エディタで修正できるファイルです。
オプションパネルの初期値を変更する手順例について、説明します。

カスタマイズ手順

1.テキストエディタを使って、座標値リストファイル作成コマンドのマクロファイルを開きます。

テキストエディタ(Windows に添付されている「ワードパッド」や「メモ帳」など)を使って、変更する座標値リストファイル作成コマンドのマクロファイルを開きます。

座標値リストファイル作成コマンドのマクロファイルは、InstallDrive:\HZS\CAM\macフォルダにあります。

また、座標値リストファイル作成コマンドそれぞれのマクロファイルの名称は、

ex01.mac(ex01 コマンド)
ex02.mac(ex02 コマンド)
ex021.mac(ex021 コマンド)
ex03.mac(ex03 コマンド)

座標値リスト設定ダイアログから選択できるコマンド
exs1.mac(複数点指示:exs1 コマンド)
exs2.mac(領域指示(点要素):exs2 コマンド)
exs3.mac(領域指示(円要素:exs3 コマンド)
exs4.mac(平面指示(円要素:exs4 コマンド)

です

 

2.マクロファイル中に記述されているカスタマイズデータ(オプションパネルの初期値)の設定、宣言部分を変更します。

座標値リストファイル作成コマンドのマクロファイルには、コマンドの説明に続いて、カスタマイズデータ(オプションパネルの初期値)の設定、宣言が記述されています。

座標値リストファイル作成コマンドのオプションパネルの項目と、それを表す変数名および設定できる値を、次に示します。

ex01.mac(ex01 コマンド)
ex02.mac(ex02 コマンド)
ex021.mac(ex021 コマンド)

ex03.mac(ex03 コマンド)

exs1.mac(複数点指示:exs1 コマンド)
exs2.mac(領域指示(点要素):exs2 コマンド)
exs3.mac(領域指示(円要素:exs3 コマンド)
exs4.mac(平面指示(円要素:exs4 コマンド)

<ex01>

項目名: 座標値リストファイル保存先フォルダ
変数名: Folder_XPL
設定値: フォルダ名 初期値:InstallDrive:\HZS\CAM\tmp
注意点:

指定するフォルダは必ず存在していること

項目名: 最大指示点数
変数名: IMAX
設定値: 数値    初期値:200
注意点:
  • 少なくとも1以上を設定すること。
  • 最大指示点数を変更した場合、

    • 座標値を保存する配列 xp, yp, zp
    • 確認用点要素のオブジェクト番号を保存する配列の大きさ objno

も、最大指示点数に合わせて変更すること。
また、配列の大きさは、少なくとも、最大指示点数以上にすること。

項目名: 座標値リストファイル名称
変数名: Nd_name_def
設定値: ファイル名 初期値:temp
注意点: 拡張子(.xpl)は付けないこと。
項目名: 座標値リストファイルへの書き込み方法
変数名: Nd_fmod_def
設定値: "w+"(上書き)または"a+"(追加) 太字が初期値
注意点:

どちらか一方を設定すること。

項目名: Z値の固定する/しない
変数名: Nd_zfix_def
設定値: "free"(固定しない)または"fix"(固定する) 太字が初期値
注意点:

どちらか一方を設定すること。

項目名: Z値を固定する場合のZ値
変数名: Nd_zval_def
設定値: 数値    初期値:0

<ex02, ex021, ex03>

項目名: 座標値リストファイル保存先フォルダ
変数名: Folder_XPL
設定値: フォルダ名 初期値:InstallDrive:\HZS\CAM\tmp
注意点:

指定するフォルダは必ず存在していること

項目名: 座標値リストファイル名称
変数名: Nd_name_def
設定値: ファイル名 初期値:temp
注意点:

拡張子(.xpl)は付けないこと。

項目名: 座標値リストファイルへの書き込み方法
変数名: Nd_fmod_def
設定値: "w+"(上書き)または"a+"(追加) 太字が初期値
注意点:

どちらか一方を設定すること。

項目名: Z値の固定する/しない
変数名: Nd_zfix_def
設定値: "free"(固定しない)または"fix"(固定する) 太字が初期値
注意点:

どちらか一方を設定すること。

項目名: Z値を固定する場合のZ値
変数名: Nd_zval_def
設定値: 数値    初期値:0

<exs1>

項目名: 座標値リストファイル保存先フォルダ
変数名: Folder_XPL
設定値: フォルダ名 初期値:InstallDrive:\HZS\CAM\tmp
注意点:

指定するフォルダは必ず存在していること

項目名: 最大指示点数
変数名: IMAX
設定値: 数値    初期値:200
注意点:
  • 少なくとも1以上を設定すること。
  • 最大指示点数を変更した場合、

    • 座標値を保存する配列 xp, yp, zp
    • 確認用点要素のオブジェクト番号を保存する配列の大きさ objno

も、最大指示点数に合わせて変更すること。
また、配列の大きさは、少なくとも、最大指示点数以上にすること。

項目名: 座標値リストファイル名称
変数名: fname
設定値: ファイル名 初期値:temp
注意点: 拡張子(.xpl)は付けないこと。

<exs2,exs3,exs4>

項目名: 座標値リストファイル保存先フォルダ
変数名: Folder_XPL
設定値: フォルダ名 初期値:InstallDrive:\HZS\CAM\tmp
注意点:

指定するフォルダは必ず存在していること

項目名: 座標値リストファイル名称
変数名: fname
設定値: ファイル名 初期値:temp
注意点: 拡張子(.xpl)は付けないこと。

3.変更した内容を上書き保存し、テキストエディタを終了します。