運用について
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穴あけヘリカル補間ユーティリティ |
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パラメータの操作と説明
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- ヘリカル補間するNCデータを置いているフォルダ名が表示されます。
CAMメインウィンドウのメニューバーからこのユーティリティを起動した場合、自動的に現在作業中のフォルダ名称が表示されます。- フォルダ名右横の選択ボタンをクリックすると、フォルダの参照ダイアログが開きます。
ダイアログから適当なフォルダを選択し、OKボタンをクリックすると、参照するフォルダを変更することができます。
- フォルダ名のフォルダにあるNCデータがリスト表示されます。
- NCデータ名の左横のチェックボックスは、そのNCデータをヘリカル補間する/しないを表します。
チェックなし:ヘリカル補間を行わない
チェックあり:ヘリカル補間を行う
チェックボックスをクリックすると、チェックを付けたり外したりすることができます。
また、NCリストの内側をマウスの右ボタンでクリックすると、コンテキストメニューが開きます。
コンテキストメニューから「すべて選択」を選択すると、すべてのNCデータにチェックが付きます。
同じく「選択の切り替え」を選択すると、すべてのNCデータのチェック状態が反対になります。
- 表示されているNCデータの名称をダブルクリックすると、そのNCデータの内容を表示できます。
- 表示されているNCデータのひとつを選択し、マウスの右ボタンをクリックすると、コンテキストメニューが開きます。
コンテキストメニューから「削除」を選択すると、選択したNCデータを削除できます。
- NCリストに表示するNCデータのファイル拡張子(NT等)を設定します。
- 拡張子を変更する場合、ピリオドを省いて、拡張子を入力します。
- 拡張子を変更した場合、右横のリスト更新ボタンをクリックします。
NCリストが更新され、設定した拡張子のNCデータがリスト表示されます。- なお、CAMメインウィンドウのメニューバーからこのユーティリティを起動した場合、現在作業中の作業フォルダにNCデータがあれば、対象ファイルの設定は無効になります。
- NCデータをヘリカル補間するときに参照する出力制御ファイルを設定します
(出力制御ファイルからヘリカル補間で使用するG02, G03 のアドレスを参照します)。- ファイル名右横の選択ボタンをクリックすると、出力制御ファイルの選択ダイアログが開きます。
適当な出力制御ファイルを選択し、開くボタンをクリックすると、参照する出力制御ファイルを変更することができます。
- なお、CAMメインウィンドウのメニューバーからこのユーティリティを起動した場合、現在作業中の作業フォルダにNCデータがあれば、対象xmpの設定は無効になります。
- ヘリカル補間するアドレスを設定します。
- NCデータ中のヘリカル補間のブロックでの対象アドレスの挿入位置を、その直後のアドレスで設定します。
例えば、対象アドレスが「Z」、挿入位置が「F」の場合、ヘリカル補間のブロックにある F の直前に対象アドレス Z が入ります 。
G03I-5000Z-1000F40
- ヘリカル補間のブロックに設定したアドレスが無い場合、ブロックの最後に対象アドレスを追加します。
- NCデータ中のヘリカル補間のブロックで、円弧指令G02およびG03をモーダル処理するかどうかを設定します。
チェックなし:モーダル処理しない
チェックあり:モーダル処理する
- ヘリカル補間後のNCデータは、元となったNCデータに上書きされます。
元となったNCデータをバックアップする(別名で保存する)場合、チェックボックスにチェックを付けます。- バックアップする場合、元ファイルはファイル名の先頭に「コピー〜」が付けられた名称で保存されます。
また、バックアップ先と同名のファイルがすでにある場合、ファイル名は先頭に「コピー(n)〜」(nは2からの連番)が
付いたものになります。
- 実行ボタンをクリックすると、ヘリカル補間の処理が始まります。
- ヘリカル補間されるのは、以下の2つの条件に合うNCデータです。
・NCリストでチェックが付けられている。
・ヘリカル補間置換用NCデータである(NCデータ中に「(HZSHELICAL)」という文字列がある)。
- ヘリカル補間の処理が終了すると、終了を知らせるダイアログが開きます。
OKボタンをクリックして、ダイアログを閉じます。
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- ヘリカル補間の処理が終了すると、NCリストが更新され、ヘリカル補間が実際に行われたNCデータのみにチェックが付けられます。
また、元ファイルをバックアップした場合には、バックアップされた元ファイルがリストに追加されます。
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- 穴あけヘリカル補間ユーティリティを終了します。
【ヘリカル補間置換用NCデータ】
【ヘリカル補間処理後のNCデータ】