シミュレーション
製品形状との比較

製品形状と切削したワーク形状を比較し、削り残り量に応じて色分け表示します。
色分け表示の基準値はシミュレーションパレットで設定します。
比較した結果、同じ形状であった場合は緑で、削り残し量が多くなるほど寒色系で、また削り込み量が多くなるほど暖色系で表示されます。
製品形状との比較表示は、表示リストで表示されているモデルのみ対象とします。ただし、メインモデルについては表示・非表示に関わらず、比較の対象とします。
「モデルの減寸量を設定する」で放電ギャップを指定している場合は、指定された放電ギャップ量を考慮して製品形状の比較を行います。

製品形状とワーク形状とのZ高さを比較し、削り残り量を算出します。

 

○工程に残り代指定している場合の運用

製品形状との比較をしても残り代に対してどれ位残っているか見分けが付きません。

経路エディタ→メニュー→シミュレーション→オフセット→モデル→オフセット量にて残り代の値を指定することで擬似的に表示することができます。
詳細はオンラインヘルプの 経路エディタ→基本操作→メニューバー→シミュレーション→オフセット の欄を参照して下さい。