出力制御ファイル
|
NCマクロ部 |
![]() |
1.任意文字列 |
2.G/Mコード |
3.予約語 |
4.シーケンス番号抑制コード |
5.シーケンス番号出力コード |
6.式 |
7.初期化 |
8.ブロックIF文 |
9.空白文字出力 |
1.任意文字列
記述した内容がそのまま出力されます。
!,$,@,&,<,>の文字は、""(ダブルクォーテーション)内に指定すると出力できます。
2.G/Mコード
「Gコード部」、「Mコード部」で設定した検索キー文字列を"!"ではさんで指定することで、対応する "NCコード"をNCデータファイルへ出力できます。
この設定により次の効果が得られます。
不変的である検索キー文字列を指定するため、実際に出力するNCコードの変更は「NCコード部」 で一括に行えます。
モーダル情報がシステムに登録されるため、出力の制御が行えます。
検索キー文字列を"!"ではさんだだけの設定ではモーダル情報がシステムに登録され、設定した内容は必ず出力されますが、次の方法により出力を制御することができます。検索キー文字列の前に"*"を付加する:モーダル情報がシステムに登録されるだけでNCコードはNCデータへ出力されません。
検索キー文字列の前に"-"を付加する:モーダル情報に従いNCデータファイルへの出力が制御されます。
すなわち、現在のモードと同じコードの場合NCコードはNCデータへ出力されません。
例)
!*G91!:G91のモードに設定される。コードは出力されない。!-G91!:現在G91のモード(前のブロックで!*G91!が設定された)のため、このブロックでは コードは出力されない。
!G91!:現在のモードとは関係なしにG91が出力される。
3.予約語
予約語とはシステムがあらかじめ定めている変数名のことです。
この予約語を利用することでシステムから情報を取出したり、"$"ではさんで指定することによりその予約語に対応した内容に展開させることができます。
詳細は予約語一覧を参照してください
4.シーケンス番号抑制コード
"0"を@ではさんで指定します。
このコードが設定されたブロックにはシーケンス番号は出力されません。
5.シーケンス番号出力コード
"1"を@ではさんで指定します。
「パラメータ部」の「シーケンス番号の出力場所」で"2:マクロで"@1@"の記述のあるブロックのみ出力される"を選択した場合有効となります。
例)
@1@!M06!$TOOLCHANGE$
このブロックにシーケンス番号が出力されます。