出力制御ファイル
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NCマクロ部 |
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1.$ではさんだ予約語を利用してシステムが自動的に設定した内容を展開する
$DATE$:作成日付に展開される。
例)1998-6-7 15:8:21$TITLE$:
作業プロパティの「作業名」が展開される。 $EXPLANATION$:
作業プロパティの「説明」が展開される。 $CREATOR$:
作業プロパティの「作成者」が展開される。 $PRODUCTNAME$: 作業プロパティの「製品名」が展開される。 $PARTNAME$: 作業プロパティの「部品名」が展開される。 $WORKMATERIAL$: ワークプロパティの「材質」が展開される。 $NCFILENAME$: Space-E/CAMが自動設定したNCデータファイル名称に展開される。 $MACHINENAME$ : Space-E/CAMで設定したポストの出力制御ファイル名称に展開される。 $NODE$: Space-E/CAMで設定した機能のノード名に展開される。 $COMMENTS$: Space-E/CAMで設定した機能のコメントに展開される。 $PROGRAM$: Space-E/CAMで設定したポストのプログラム開始番号に展開される。 $PATHFILE$: Space-E/CAMが自動設定した経路ファイル名称に展開される。 $TOOLTYPE$: Space-E/CAMで設定した工具のタイプに展開される。 $SUBCALLNAME$: メイン、サブ別ファイルのときサブファイル名称に展開される。
ファイル名称は自動生成される。$TOOLPREV$: 前回使用した工具のTコードに展開される。
予約語を変数として参照できる。
1本目の工具のときTOOLPREVは最終工具をあらわしている。$TOOL$: 今回使用する工具のTコードに展開される。
予約語を変数として参照できる。$TOOLNEXT$: 次回使用する工具のTコードに展開される。
予約語を変数として参照できる。
最終工具のときTOOLNEXTには−1が設定される。$TOOLFIRST$ : 初回に使用した工具のTコードに展開される。
予約語を変数として参照できる。$TOOLCHANGE$: 次に現れる今回と異なるTコードに展開される。
予約語を変数として参照できる。
Tコードの使用順が2,2,2,3,4で今回が最初の工具交換の場合、T03と展開される。
異なるTコードが以降に無い時TOOLCHANGEには-1が設定される。$TOOLMATERIAL$: 「工具」ダイアログの「材質」が展開される。 $TOOLCOMMENT$: 「工具」ダイアログの「説明」が展開される。 $SPINDLE$: Space-E/CAMで設定した工具の回転数に展開される。
予約語を変数として参照できる。$FEEDRATE$: Space-E/CAMで設定した工具の送り速度に展開される。
予約語を変数として参照できる。$COMPH$: Space-E/CAMで設定した工具のHコードに展開される。
予約語を変数として参照できる。$CYCLECNTL$: 移動情報を含まない固定サイクル定義情報に展開される。(穴あけ加工用) $COMPD$: Space-E/CAMで設定した工具のDコードに展開される。
予約語を変数として参照できる。$ORIGINX$: 加工原点Xへの移動に展開される。
予約語を変数として参照できる。$ORIGINY$: 加工原点Yへの移動に展開される。
予約語を変数として参照できる。$ORIGINZ$: 加工原点Zへの移動に展開される。
予約語を変数として参照できる。$ORIGINX_PD$: 「工作機情報」ノードの加工原点Xに展開される。
予約語を変数として参照できる。$ORIGINY_PD$: 「工作機情報」ノードの加工原点Yに展開される。
予約語を変数として参照できる。$ORIGINZ_PD$: 「工作機情報」ノードの加工原点Zに展開される。
予約語を変数として参照できる。$LASTX$: 経路の最終点Xへの移動に展開される。
予約語を変数として参照できる。$LASTY$: 経路の最終点Yへの移動に展開される。
予約語を変数として参照できる。$LASTZ$: 経路の最終点Zへの移動に展開される。
予約語を変数として参照できる。$STARTX$: 加工開始点Xへの移動に展開される。
予約語を変数として参照できる。$STARTY$: 加工開始点Yへの移動に展開される。
予約語を変数として参照できる。$STARTZ$: 加工開始点Zへの移動に展開される。
予約語を変数として参照できる。$G90G91OUT$: ABS/INC(G90/G91)のGコードに展開される。「出力制御ファイル」「パラメータ部」「一般」「ABS/INC」で設定した内容に従ってGコードに展開される。 この他にマクロのブロックIF文内で文字列の判定ができます。
TITLE:
作業プロパティの「作業名」が展開される。 EXPLANATION:
作業プロパティの「説明」が展開される。 CREATOR:
作業プロパティの「作成者」が展開される。 PRODUCTNAME: 作業プロパティの「製品名」が展開される。 PARTNAME: 作業プロパティの「部品名」が展開される。 WORKMATERIAL: ワークプロパティの「材質」が展開される。 MACHINENAME: Space-E/CAMで設定したポストの出力制御ファイル名称に展開される。 NODE: Space-E/CAMで設定した機能のノード名に展開される。 COMMENTS: Space-E/CAMで設定した機能のコメントに展開される。 PATHFILE: Space-E/CAMが自動設定した経路ファイル名称に展開される。 TOOLMATERIAL: 「工具」ダイアログの「材質」が展開される。 TOOLCOMMENT: 「工具」ダイアログの「説明」が展開される。 また、加工座標系設定ダイアログ、工具軸設定ダイアログで設定した情報をマクロ変数を使用してNCデータに出力できます。
加工軸設定パネルで設定した情報を出力する場合 $COORDNAME_LOCAL$ 座標系名称 $COORDOUTPUT1_LOCAL$ 座標変換出力1 $COORDOUTPUT2_LOCAL$ 座標変換出力2 $COORDOUTPUT3_LOCAL$ 座標変換出力3 工具軸設定パネルで設定した情報を出力する場合 $COORDNAME_TOOL$ 座標系名称 $COORDOUTPUT1_TOOL$ 座標変換出力1 $COORDOUTPUT2_TOOL$ 座標変換出力2 $COORDOUTPUT3_TOOL$ 座標変換出力3 工具軸が設定されていれば工具軸設定ダイアログで設定した情報が、工具軸が設定されていなければ加工座標系設定ダイアログで設定した情報を出力できる $COORDNAME$ 座標系名称 $COORDOUTPUT1$ 座標変換出力1 $COORDOUTPUT2$ 座標変換出力2 $COORDOUTPUT3$ 座標変換出力3
●以下はSpace-E/5Axisオプション固有で使用できる予約語です。
5軸機能の回転角(オイラー角)を参照できます。このキーワードは、3.5軸機能で使用することができます。基本加工座標系との相対値が出力されます。 ROTATIONPLANE_XPOINT:
フィーチャー座標系の原点(X) ROTATIONPLANE_YPOINT:
フィーチャー座標系の原点(Y) ROTATIONPLANE_ZPOINT:
フィーチャー座標系の原点(Z) ROTATIONPLANE_ZXZ_ANGLE1: オイラー(EULER)角 (Z−X−Z)タイプのZ軸周りの回転 ROTATIONPLANE_ZXZ_ANGLE2: オイラー(EULER)角 (Z−X−Z)タイプのX軸周りの回転 ROTATIONPLANE_ZXZ_ANGLE3: オイラー(EULER)角 (Z−X−Z)タイプのZ軸周りの回転(2回目) ROTATIONPLANE_ZYZ_ANGLE1: オイラー(EULER)角 (Z−Y−Z)タイプのZ軸周りの回転 ROTATIONPLANE_ZYZ_ANGLE2: オイラー(EULER)角 (Z−Y−Z)タイプのY軸周りの回転 ROTATIONPLANE_ZYZ_ANGLE3: オイラー(EULER)角 (Z−Y−Z)タイプのZ軸周りの回転(2回目) ROTATIONPLANE_ZXY_ANGLE1: オイラー(EULER)角 (Z−X−Y)タイプのZ軸周りの回転 ROTATIONPLANE_ZXY_ANGLE2: オイラー(EULER)角 (Z−X−Y)タイプのX軸周りの回転 ROTATIONPLANE_ZXY_ANGLE3: オイラー(EULER)角 (Z−X−Y)タイプのY軸周りの回転 ROTATIONPLANE_ABC_ANGLE1: 空間(SPATIAL) 角 (A B C)タイプのX(A)軸周りの回転 ROTATIONPLANE_ABC_ANGLE2: 空間(SPATIAL) 角 (A B C)タイプのY(B)軸周りの回転 ROTATIONPLANE_ABC_ANGLE3: 空間(SPATIAL) 角 (A B C)タイプのZ(C)軸周りの回転
5面加工等に使用するために、座標系、軸の情報を座標回転命令(G68)で出力する場合には以下の予約語を使用します。 加工軸・工具軸の情報を座標回転命令(G68)で出力する場合 $5AX_OUTPUTG68COORD$:
座標方向を参照してG68による座標回転出力のコードが展開される(G68のコードを含んだ複数行で展開される) $5AX_OUTPUTG68COORD1$:
G68による座標回転出力の1行目のコードを展開する $5AX_OUTPUTG68COORD2$:
G68による座標回転出力の2行目のコードを展開する(出力する必要がない場合は空白) $5AX_OUTPUTG68COORD3$:
G68による座標回転出力の3行目のコードを展開する(出力する必要がない場合は空白)
また、座標回転命令(G68)で出力にからみ、ブロックIF文内で文字列の判定ができます。 5AX_USEROTATEAXIS:
その工程において主軸に対する角度変更の有無を示す。
0:主軸に対する角度変更がない工程(工具軸は常に主軸と同じ方向)
1:工具軸が主軸に対して傾くことがある工程※ $COMMENTS$で渡される値が制限を超えると、値が渡されず空白となります。機能のプロパティにある「ノード名」と「説明」で合計が78文字以内の文字制限があるため、コメント文字数を減らしてご使用ください。(全角文字を使用すると1文字で半角文字の2文字分となります)
※ $COMMENTS$を使用すると、工程に補助機能-最適化がある場合、コメントが出力されない制限があります。その他の補助機能を使用の場合や、ポストを複数登録の場合もでも同様にコメントが出力されない制限があります。