出力制御ファイル
パラメータ部

NURBS補間機能について

「パラメータ部」の「通常出力/NURBS補間出力」で、"2:NURBS補間出力を行う"を選択すると、NURBS補間されたNCデータが作成されます。
以下にNURBS補間機能の使用上の注意について説明します。    

使用上の注意       

・NURBS補間される部分

1つの経路の中で滑らかな曲線部分が1つのNURBSになります。
つまり、次の部分では接線連続でない部分に分断されます。

(a)経路が折れた角になっている部分(10度)
(b)もともと直線の部分
(c)Fコードの数値が変わる部分
(d)アプローチ、リトラクトの部分       

・円弧補間との関係

円弧の部分も通常NURBS補間されます。
ただし、パラメータの設定により円弧をG02,G03で出力させることもできます。       

・トレランス

トレランスは「パラメータ部」の「円弧の線分近似時の許容誤差」を使用します。
ただし、もとの経路との誤差をそのトレランス以内に押さえようとしますので、元の経路が それより小さい(大体1/2程度)トレランスで作成されていることが望ましいです。