補助機能パラメータ

分割

経路を時間、距離、高さで分割します。
計算後、分割された経路は、インポート工程として新規に登録されます。また、分割した経路に対してポストを付加することができます。
画面上をマウスでクリックすると、各パラメータを説明します。

制限項目

設定した工具を使用する
チェックを付けると、リストビューに設定した工具を使用します。
チェックをはずすと、主機能で設定した工具を使用します。ただし、Tコードは編集できます。

追加:
工具設定ダイアログが表示されます。工具のパラメータを設定し、「OK」を指示するとリストビューに工具が表示されます。
工具のパラメータを変更する時は、リストビュー上からダブルクリックします。

削除:
選択した工具を削除します。

上方向:
選択した工具の順番を上方向に1つ移動します。

下方向:
選択した工具の順番を下方向に1つ移動します。

Tコード
「設定した工具を使用する」をチェックしていない場合、主機能で設定した工具に対してTコードを「開始値」と「増分」で編集して使用します。

分割モード
経路を分割する方法を選択します。
分割モードは以下の4種類から選択します。

分割時間 :経路を加工時間(分)毎で分割します。
分割距離 :経路を加工距離(メートル)毎で分割します。
分割高さ :経路を加工深さ毎で分割します。
回避毎(G00)に分割

:経路を回避発生毎で分割します。
 この機能はSpace-E/5Axis用の補助機能として利用するものです。通常の加工では利用効果はあまりありません。詳細はオンラインヘルプの「Space-E/5Axis」の該当箇所を参照して下さい。
最小回避距離:回避移動のXY移動距離が指定より短い部分は分割しません。

分割時間、分割距離、分割高さでは、指定された分割位置が切削断面の途中である場合、その切削断面が始まる前の回避位置やピック移動位置で分割します。

ポストを付加する
作成されたインポート工程にポストを付加するかどうかを選択します。

出力制御ファイル:
ポストを付加する場合に指定する出力制御ファイルを指定します。

自動計算
経路分割計算後、インポート工程が自動作成されますが、チェックONにすると分割後の経路も自動計算するかどうかを指定します。
通常はチェックONで使用します。


分割条件を変更し直す場合、分割後に作成される工程グループを削除してから分割補助機能を再度計算して下さい。

 

○プレビュー:

指定した分割モードと時間/距離/高さの条件に従ってどの様な分割結果になるかを経路エディタで事前に表示確認します。この機能を使用するには分割を指定した工程の機能で予め経路計算を行っておく必要があります。
分割個数は経路エディタのメニュー[ウィンドウ]-[表示リスト]にて確認できます。

アプローチ
インポートした経路のアプローチ属性を編集するパラメータを設定します。

 

 分割処理