ファセット不良面検出
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操作方法1 |
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不良面があるかどうかを検出するアイテムを取り出します。
Modeler上で、《FACK》とコマンドを入力します。
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検出対象のアイテムを指定します。
指示できるのは、1ソリッドまたは1フェイスです。
複数アイテムを指示する場合は、矩形で囲みます。
取り出されたアイテムは、CAMをインストールしたフォルダの\HZS\Cam\tmpの中に一時的なファイルが作成されます。
1ソリッドまたは1フェイスを指定、もしくは矩形で囲むと、FACKのパネルが表示されます。
面の指示が間違ったまま確定ボタンを押した場合、そのまま「終了ボタン」を押して下さい。
FACKパネル上で必要に応じた設定を行います。
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「トレランス」には、形状を多面体近似するためのトレランスを入力します。
「高度な設定」には、形状の滑らかさを表現するトレランスを入力します。形状を多面体近似する際の、1辺の最大長さを設定します。
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(例1)抑止する1辺の最大長さ:0
形状の多面体近似をトレランスのみで行います。
(例2)抑止する1辺の最大長さ:3
多面体近似をトレランスで行った後、 1辺の長さが3oを超えない様に近似します。
「制限時間」には、ファセット化に要する最大時間を設定します。(単位:秒)
0秒の場合、時間は無制限を意味します。「ねじれ面チェック」は、曲面がねじれている場合、以下の機能において等高線経路が食い込んだり歪んだりするのを事前にチェックします。等高線仕上げ以外の機能は、等高線経路を基に経路作成されるため、等高線経路がねじれ面の影響を受けた場合のみ関係します。
「等高線荒取り」「螺旋荒取り」「等高線仕上げ」「等高線削り残し」「一定肉厚荒取り」「トロコイド」「ソリッド自動加工」
検査中、「中断」をクリックすると、検査を一時中断できます。再開するには「開始」をクリックします。
また、「中止」をクリックすると、検査は中止されます。
削除をクリックすると、検査対象のファイル(.tmp)を削除できます。検査の状況は、「検査状況」に表示されるプログレスバーで確認できます。
プログレスバーの右側には、検査する面の総数と、検査が終了した面数が表示されます。
「不良面の数」には、不良面と診断された面数が表示されます。
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チェックが終了したら「終了」ボタンを押して下さい。
不良面が検出された場合、Modeler上に表示されます。
「終了」ボタンを押す前までに、予めカレントクラスを使用していないクラスに変えて下さい。
注意)
不良面が検出されたFACKのパネルを終了する前にModelerを終了した場合、FACKの 「終了」ボタンを押すと応答がなくなります。
その場合、パネル右上の[×]のボタンを押すと現れる「プログラムの終了」パネルで[すぐに終了]のボタンを押して下さい。