Space−E/Draw Version 1.11 ユーザコンフィギュレーションファイル説明書 |
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ユーザコンフィギュレーションファイル(以降 USERCONF と称します) について説明します。 1.USERCONF の設定 Space-E/Draw Ver.1.11 より、検索リスト等の初期設定の情報を あらかじめ設定したファイルより取出し、この情報を元に実行します。 起動バッチファイルは、2種類の USERCONF を読み込みます。 それぞれの USERCONF には、優先順位が付けられています。 USERCONF の中のキーワードの設定が重複する場合には、 優先順位の高いものが採用されます。 USERCONF の優先順位は、以下のようになっています。 1. %USERCONF% 優先順位(高) 2. %DRAW_HOME%\run_field\draw10_conf 優先順位(低) ただし、サーチリストのキーワードについては、異なる動作をします。 サーチリストに関しては、2種類のファイルの中で優先順位の高い ファイルに設定してあるもののみを採用します。つまり、複数のファイル にサーチリストを記述した場合、優先順位の一番高いものに記述した内容 だけが採用されます。 この時に注意しなければならないことは、サーチリストのキーワードは 同じファイルのサーチリストどうし連続して記述する必要があります。 サーチリストが連続していない場合には、最後に記述されたサーチリスト の連続のかたまりを採用します。 また USERCONF の中の、キーワードの値の設定で環境変数を利用できます。 DEFGL,%DRAW_HOME%\run_field\XGGG.STUP.ML WORKF,%DRAW_HOME%\work_field 環境変数は、Space-E/Drawが起動される前に設定されている必要があります。 ただし、標準で使用する環境変数は、自動的にデフォルト値が設定されます ので、自分で設定していなくても利用できます。 2.ステートメントの説明
ステートメント | 内 容 | |
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(1) | SCMN0 | コマンドメニュー定義ファイルの設定 |
(2) | SCMN1 | ボーダメニュー定義ファイルの設定 |
(3) | ICNS1 | システムアイコンを格納するディレクトリの設定 |
(4) | ICNS2 | ユーザアイコンを格納するディレクトリの設定 |
(5) | SCLR0 | スクリーンメニューの色の設定(カラー番号0) |
(6) | SCLR1 | スクリーンメニューの色の設定(カラー番号1) |
(7) | SCLR2 | スクリーンメニューの色の設定(カラー番号2) |
(8) | SCLR3 | スクリーンメニューの色の設定(カラー番号3) |
(9) | SCLR4 | スクリーンメニューの色の設定(カラー番号4) |
(10) | SCLR5 | スクリーンメニューの色の設定(カラー番号5) |
(11) | SCLR6 | スクリーンメニューの色の設定(カラー番号6) |
(12) | SCLR7 | スクリーンメニューの色の設定(カラー番号7) |
(13) | SCLR8 | スクリーンメニューの色の設定(カラー番号8) |
(14) | SCLR9 | スクリーンメニューの色の設定(カラー番号9) |
(15) | MENU0 | メニュー番号0のメニューファイル名称の設定 |
(16) | MNUA0 | メニュー番号0のメニューエリアの設定 |
(17) | DIGAR | ディジタイズエリアの設定 |
(18) | COMD1 | システムコマンドファイルの名称の設定 |
(19) | COMD2 | ユーザコマンドファイルの名称の設定 |
(20) | STRDV | Space-E/Draw起動時の入力デバイスの設定 |
(21) | INDEV | マウス/キーボード同時入力の設定 |
(22) | INTRP | 割込みキーの設定 |
(23) | DUSMD | モデルファイル検索リストの設定 |
(24) | DUSSY | シンボルファイル検索リストの設定 |
(25) | DUSGL | GALファイル検索リストの設定 |
(26) | DUSAN | モデル・シンボル・GAL以外のファイル検索リストの設定 |
(27) | BFILE | 自動バックアップファイルの設定 |
(28) | DEFGL | スタートアップGALの設定 |
(29) | FSGLF | モデルファイル作成前に起動するGALの設定 |
(30) | FEGLF | モデルファイル作成後に起動するGALの設定 |
(31) | TEMPF | コピー&ペースト用ファイルの格納ディレクトリの設定 |
(32) | MDLSR | ユーザコメントフォーマットファイルの設定 |
(33) | DRWDR | ドローファイル作成ディレクトリの設定 |
(34) | REPAT | リピート記号の設定 |
(35) | BATCH | BATCH RUNの指示の設定 |
(36) | WORKF | ワークファイル作成ディレクトリの設定 |
(37) | IDDIS | AUTO入力時のアイテム認識範囲の設定 |
(38) | VIEW | ビューファイル(システム使用)パラメータの設定 |
(39) | SMENU | Space-E/Drawの自動立上げ処理の設定 |
(40) | NNEST | グループの階層構造機能の禁止設定 |
(41) | WDISP | 画面分割によるマスク設定 |
(42) | ACTG | 複数Space-E/Drawの最大起動数の設定 |
(43) | UNDO | UNDOの実行回数、手順数の設定 |
(44) | STND1 | 規格ファイル(メートル並目ねじ)の名称の設定 |
(45) | STND2 | 規格ファイル(メートル細目ねじ)の名称の設定 |
(46) | STND3 | 規格ファイル(管用テーパねじ)の名称の設定 |
(47) | STND4 | 規格ファイル(穴ぐり)の名称の設定 |
(48) | STND5 | 規格ファイル(皿もみ)の名称の設定 |
(49) | USERID | UIDの設定 |
(50) | INCLS | キーボード入力によるクラス番号の設定 |
(51) | END | ステートメント設定の終了 |
(1)SCMN0:コマンドメニュー定義ファイルの設定 本ステートメントは、スクリーンメニューのコマンドメニューのファイル名称を 設定します。 SCMN0,%DRAW_HOME%\run_field\COMMAND.SF -------------------------------- コマンドメニューの進路名称 (2)SCMN1:ボーダメニュー定義ファイルの設定 本ステートメントは、スクリーンメニューのボーダメニューのファイル名称を 設定します。 SCMN1,%DRAW_HOME%\run_field\BORDER.SF ------------------------------- ボーダメニューの進路名称 (3)ICNS1:システムアイコンを格納するディレクトリの設定 本ステートメントは、標準のアイコンファイルを格納するディレクトリを 設定します。標準のアイコンファイルは削除や修正しないように注意してください。 ICNS1,%DRAW_HOME%\icon ------------------------------- システムアイコンを格納するディレクトリ (4)ICNS2:ユーザアイコンを格納するディレクトリの設定 本ステートメントは、ユーザが独自に作成したり、標準のアイコンを修正して作成 したアイコンファイルを格納するディレクトリを設定します。 "ICNS2"のキーワードで指定するディレクトリはシステムアイコンを格納するディレ クトリと別のディレクトリを指定してください。 スクリーンメニューの表示等、アイコンファイルを検索する場合は、"ICNS1"で指定 されているディレクトリを検索し、目的のアイコンファイルが見つからなかった場合 に"ICNS2"で指定されているディレクトリを検索します。このため、ユーザが作成した アイコンファイルの名称が標準のアイコンファイルの名称と同じ場合、標準のアイコ ンファイルが優先されます。アイコンファイルを作成する場合は標準のアイコンファ イルと同じ名称にならないように注意してください。 ICNS2,%DRAW_HOME%\icon2 ------------------------------- ユーザアイコンを格納するディレクトリ (5)SCLR0:スクリーンメニューの色の設定(カラー番号0) 本ステートメントは、スクリーンメニューのカラー番号0の色を設定します。 SCLR0,000,000,000 | | | | | | | | +---- 緑色の輝度(0〜100) | +-------- 青色の輝度(0〜100) +------------ 赤色の輝度(0〜100) ※本ステートメントが設定されていない場合、SCLR0,000,000,000 になります。 (6)SCLR1:スクリーンメニューの色の設定(カラー番号1) 本ステートメントは、スクリーンメニューのカラー番号1の色を設定します。 SCLR1,100,000,000 | | | | | | | | +---- 緑色の輝度(0〜100) | +-------- 青色の輝度(0〜100) +------------ 赤色の輝度(0〜100) ※本ステートメントが設定されていない場合、SCLR1,100,000,000 になります。 (7)SCLR2:スクリーンメニューの色の設定(カラー番号2) 本ステートメントは、スクリーンメニューのカラー番号2の色を設定します。 SCLR2,100,100,100 | | | | | | | | +---- 緑色の輝度(0〜100) | +-------- 青色の輝度(0〜100) +------------ 赤色の輝度(0〜100) ※本ステートメントが設定されていない場合、SCLR2,100,100,100 になります。 (8)SCLR3:スクリーンメニューの色の設定(カラー番号3) 本ステートメントは、スクリーンメニューのカラー番号3の色を設定します。 SCLR3,100,000,100 | | | | | | | | +---- 緑色の輝度(0〜100) | +-------- 青色の輝度(0〜100) +------------ 赤色の輝度(0〜100) ※本ステートメントが設定されていない場合、SCLR3,100,000,100 になります。 (9)SCLR4:スクリーンメニューの色の設定(カラー番号4) 本ステートメントは、スクリーンメニューのカラー番号4の色を設定します。 SCLR4,050,080,065 | | | | | | | | +---- 緑色の輝度(0〜100) | +-------- 青色の輝度(0〜100) +------------ 赤色の輝度(0〜100) ※本ステートメントが設定されていない場合、SCLR4,050,080,065 になります。 (10)SCLR5:スクリーンメニューの色の設定(カラー番号5) 本ステートメントは、スクリーンメニューのカラー番号5の色を設定します。 SCLR5,080,070,080 | | | | | | | | +---- 緑色の輝度(0〜100) | +-------- 青色の輝度(0〜100) +------------ 赤色の輝度(0〜100) ※本ステートメントが設定されていない場合、SCLR5,080,070,080 になります。 (11)SCLR6:スクリーンメニューの色の設定(カラー番号6) 本ステートメントは、スクリーンメニューのカラー番号6の色を設定します。 SCLR6,011,093,053 | | | | | | | | +---- 緑色の輝度(0〜100) | +-------- 青色の輝度(0〜100) +------------ 赤色の輝度(0〜100) ※本ステートメントが設定されていない場合、SCLR6,011,093,053 になります。 (12)SCLR7:スクリーンメニューの色の設定(カラー番号7) 本ステートメントは、スクリーンメニューのカラー番号7の色を設定します。 SCLR7,037,063,062 | | | | | | | | +---- 緑色の輝度(0〜100) | +-------- 青色の輝度(0〜100) +------------ 赤色の輝度(0〜100) ※本ステートメントが設定されていない場合、SCLR7,037,063,062 になります。 (13)SCLR8:スクリーンメニューの色の設定(カラー番号8) 本ステートメントは、スクリーンメニューのカラー番号8の色を設定します。 SCLR8,060,040,040 | | | | | | | | +---- 緑色の輝度(0〜100) | +-------- 青色の輝度(0〜100) +------------ 赤色の輝度(0〜100) ※本ステートメントが設定されていない場合、SCLR8,060,040,040 になります。 (14)SCLR9:スクリーンメニューの色の設定(カラー番号9) 本ステートメントは、スクリーンメニューのカラー番号9の色を設定します。 SCLR9,040,060,040 | | | | | | | | +---- 緑色の輝度(0〜100) | +-------- 青色の輝度(0〜100) +------------ 赤色の輝度(0〜100) ※本ステートメントが設定されていない場合、SCLR9,040,060,040 になります。 (15)MENU0:メニュー番号0のメニューファイル名称の設定 本ステートメントは、メニューウィンドウに対して割り付けるスペシャル メニューのメニューファイルを設定します。 MENU0,%DRAW_HOME%\run_field\XGGG.SPCDRW10.MN -------------------------------------- スペシャルメニュー(メニュー番号0)の進路名称 ※本ステートメントは必ず設定して下さい。 (16)MNUA0:メニュー番号0のメニューエリアの設定 本ステートメントは、メニュー番号0に対するメニューエリアを設定します。 MNUA0,0038,0045,3749,0446 | | | | | | | +---- 右上のY座標(4ケタ) | | +---- 右上のX座標(4ケタ) | +---- 左下のY座標(4ケタ) +---- 左下のX座標(4ケタ) (3749,0446) ┌────────────────┐ │ スペシャルメニュー │ └────────────────┘ (0038、0045) ※本ステートメントは必ず設定して下さい。 (17)DIGAR:ディジタイズエリアの設定 本ステートメントは、スクリーン(画面)とディジタイズエリアとの関係 (割付)を設定します。このとき、スペシャルメニューエリア(メニュー 番号0)を除いた領域を設定しなければなりません。 DIGAR,2110,0549,3725,1802 | | | | | | | +------ ディジタイズエリアの右上のY座標 | | +----------- ディジタイズエリアの右上のX座標 | +---------------- ディジタイズエリアの左下のY座標 +--------------------- ディジタイズエリアの左下のX座標 ※本ステートメントは必ず設定して下さい。 (18)COMD1:システムコマンドファイルの名称の設定 本ステートメントは、FORTRAN言語で作成された標準コマンドのコマ ンド名称とコマンド番号を対応させたファイルの名称を設定します。 COMD1,%DRAW_HOME%\run_field\XGGG.SYSDRW10.CDT -------------------------------------- システムコマンドファイルの進路名称 ※本ステートメントは、必ず設定して下さい。 (19)COMD2:ユーザコマンドファイルの名称の設定 本ステートメントは、FORTRAN言語で作成されたユーザコマンドのコマ ンド名称とコマンド番号を対応させたファイルの名称を設定します。 なお、本ステートメントが設定されていない場合はユーザコマンドは動作 しません。 COMD2,%DRAW_HOME%\run_field\XGGG.ABCD.CDT ---------------------------------- ユーザコマンドファイルの進路名称 ※COMD*にて設定したコマンドファイルの最大コマンド数は、1つの コマンドファイルで1360個のコマンドを取り扱うことができます。 (20)STRDV:Space-E/Draw起動時の入力デバイスの設定 本ステートメントは、Space-E/Draw起動時の入力デバイスを、キーボードま たはマウスのどちらにするのかを設定します。 STRDV,KEYB ---- KEYB : キーボード TABL : マウス ※本ステートメントがない場合は、Space-E/Draw起動時の入力デバイスは マウスになります。但し、INDEVステートメントで同時入力不可と 設定した場合にのみ有効です。 (21)INDEV:マウス/キーボード同時入力の設定 本ステートメントは、キーボードとマウスの同時入力を可能にするかどう かの設定をします。同時入力可に設定した場合は、Space-E/Drawから入力 要求があったとき、キーボードまたはマウスのどちらからでも入力が出来 ます。なお、同時入力不可に設定した場合は、キーボード入力のときはキ ーボードからの入力のみになり、マウス入力のときはマウスからの入力の みが有効になります。 INDEV,BOTH | +----同時入力フラグ BOTH : 同時入力可 EXCL : 同時入力不可 (22)INTRP:割込みキーの設定 本ステートメントは、コマンドの処理中における割り込み処理を可能にす るかどうかを設定します。本ステートメントの割り込み処理とは、再描画 (リペイント)等における途中中止のことです。 割り込み処理の操作は、コマンド実行中にCtrlキーを押しながら割込みキ ー(C)を入力します。 INTRP,C | +---- 割込みキーとして使用できる英文字はCです。 ※本ステートメントがない場合は、Space-E/Draw実行中コマンドの割込み機 能が動作しません。ただし、OSにおける割り込み機能は動作します。 (23)DUSMD:モデルファイル検索リストの設定 本ステートメントは、モデルファイルを容易に呼び出せるようにするため、 モデルファイルが格納されているディレクトリの名称を設定します。 DUSMD,*\* | | | +---- UID(*の場合は、現在のUID) +---- 検索ディレクトリ(*の場合は、現在のディレクトリ) DUSMD,%DRAW_HOME%\model_field\XGGG ----------------------- ---- 検索ディレクトリ UID ※「*\*」は必ず設定してください。 ※本ステートメントは、最大30個まで設定でき、上から順番に検索します。 (24)DUSSY:シンボルファイル検索リストの設定 本ステートメントは、シンボルファイルを容易に呼び出せるようにするた め、シンボルファイルが格納されているディレクトリの名称を設定します。 DUSSY,*\* (DUSMDステートメントと同様) (25)DUSGL:GALファイル検索リストの設定 本ステートメントは、GALファイルを容易に呼び出せるようにするため、 GALファイルが格納されているディレクトリの名称を設定します。 DUSGL,*\* (DUSMDステートメントと同様) (26)DUSAN:モデル・シンボル・GAL以外のファイル検索リストの設定 本ステートメントは、モデル・シンボル・GAL以外のファイルを容易に 呼び出せるようにするため、モデル・シンボル・GAL以外のファイルが 格納されているディレクトリの名称を設定します。 DUSAN,*\* DUSAN,%DRAW_HOME%\run_field\XGGG -------------------------- 必ずこのディレクトリとUIDを設定して下さい。 ※パラメトリックで使用するパラメータファイル等の検索リストは、本ス テートメントで設定します。 (27)BFILE:自動バックアップファイルの設定 本ステートメントは、作業中に何らかの要因によりシステムダウンしてし まった場合でも、今までの作業が無駄にならないようにするためモデルフ ァイルのバックアップ方法の諸条件を設定したファイルの名称を設定しま す。 BFILE,%DRAW_HOME%\run_field\grade_backup_file --------------------------------------- 自動バックアップ機能設定ファイル名称 ※本ステートメントが設定されていない場合は、自動バックアップ機能は 動作しません。 ※自動バックアップ機能の設定ファイルには、以下に示すようにファイル 名称、コマンド回数と処理時間毎の3項目を設定します。 〔例〕 C:\HZS\draw\run_field\XGGG.GRADE_BACKUP.MD ‥‥ ファイル名称 1000 ‥‥ コマンド回数 3600 ‥‥ 処理時間毎(秒) また、バックアップファイルを作成するタイミングは、コマンド回数ま たは、処理時間毎のどちらかの条件が満たされた場合に作成されます。 なお、作成されるバックアップファイルのファイル名称は、指定された ファイル名称にホスト名称が追加され、`XGGG.GRADE_BACKUP_`ホスト名称 `.MD´の形式で作成されます。 (28)DEFGL:スタートアップGALの設定 本ステートメントは、Space-E/Draw起動時における初期設定を行うGALフ ァイルのファイル名称を設定します。 DEFGL,%DRAW_HOME%\run_field\XGGG.STUP.ML --------------------------------- スタートアップGALの進路名称 ※本ステートメントを設定しない場合は、Space-E/Drawの初期値が設定されます。 (29)FSGLF:モデルファイル作成前に起動するGALの設定 本ステートメントは、モデルファイルを作成する前に必ず行いたい処理を 記述したGALファイルのファイル名称を設定します。 FSGLF,%DRAW_HOME%\run_field\XGGG.FSGL.ML --------------------------------- モデルファイル作成前に起動するGALの進路名称 ※本ステートメントを設定しない場合は、なにも処理されません。 (30)FEGLF:モデルファイル作成後に起動するGALの設定 本ステートメントは、モデルファイルを作成した後に必ず行いたい処理を 記述したGALファイルのファイル名称を設定します。 FEGLF,%DRAW_HOME%\run_field\XGGG.FEGL.ML --------------------------------- モデルファイル作成後に起動するGALの進路名称 ※本ステートメントを設定しない場合は、なにも処理されません。 (31)TEMPF:コピー&ペースト用モデルファイルの格納ディレクトリの設定 本ステートメントは、ペーストモデルファイルを格納するディレクトリの 名称を設定します。本ステートメントを設定することにより、複数Space-E/Draw 間でディレクトリが異なっていても、コピー&ペースト処理を行うこ とが出来ます。 TEMPF,%DRAW_HOME%\work_field --------------------- コピー&ペースト用モデルファイルの格納ディレクトリ名称 ※本ステートメントが設定されていない場合、ペーストモデルファイルの 作成及び参照は、カレントディレクトリになります。 (32)MDLSR:ユーザコメントフォーマットファイルの設定 本ステートメントで設定されたファイル名称は、作業選択メニューのリス トアップによるモデル呼び出しの処理項目の内容に設定されます。 MDLSR,%DRAW_HOME%\run_field\SORTFILE ----------------------------- 完全進路名称 (33)DRWDR:ドローファイル作成ディレクトリの設定 本ステートメントは、ドローファイルを作成するディレクトリを設定しま す。本ステートメントで設定されたディレクトリ名称は、コマンドDRA Wのディレクトリの項目に設定されます。 DRWDR,%DRAW_HOME%\work_field --------------------- ディレクトリ名称 (34)REPAT:リピート記号の設定 本ステートメントは、コマンドの繰り返し機能を認識するための記号を設 定します。コマンドの繰り返し機能は、本ステートメントで設定した記号 をコマンド名称につけて入力すると動作します。 REPAT,* - 任意の記号1文字(セミコロン”;”を除く) (35)BATCH:BATCH RUNの指示 本ステートメントは、Space-E/Drawをバッチモードで動作させたい場合に設 定します。本ステートメントを設定した場合は、グラフィックウィンドウ 等を使用したオペレーションは一切できません。 BATCH, ※バッチランでは、マウス入力の処理はできません。 (36)WORKF:ワークファイル作成ディレクトリの設定 本ステートメントは、Space-E/Drawで使用する4つのワークファイルを作成 するディレクトリを設定します。もし、本ステートメントが設定されてい ない場合は、起動時のカレントディレクトリに作成されます。 WORKF,%DRAW_HOME%\work_field --------------------- ワークファイル格納ディレクトリ ※ワークファイルは、基本的に使用しないようにしていますが、データベ ースがメモリ上に確保できなかった場合には使用します。 (37)IDDIS:AUTO入力時のアイテム認識範囲の設定(スクリーン座標) 本ステートメントは、自動認識におけるアイテムの認識範囲を設定します。 IDDIS,0050 ※自動認識をする場合、本ステートメントで設定された値内にアイテムが あればアイテムの端点または交点を認識し、アイテムがなければ自由点 を認識します。ただし、この認識方法は、認識項目の種類により異なり ます。また、GIPにより認識項目の種類を設定することができます。 (38)VIEW :ビューファイル(システム使用)パラメータの設定 本ステートメントは、Space-E/Drawの表示データ精度を設定します。 精度パラメータには、「16ビット」と「32ビット」があり、「32ビ ット」に設定すると表示データが高精度になり拡大表示率がよくなります。 ただし、表示データ容量が「16ビット」にくらべ多くなるため若干処理 速度が遅くなります。また、円弧アイテムの表示方法(分割数)の設定も 行えます。 VIEW,32,0360,0200 | | | | | +-- 円弧の画面表示時の頂点間引き係数(ワールド座標) | | | +-- 円弧の最大分割数 | +-- 表示データ精度 ( 32bit / 16bit ) ※最大分割数を大きな値にすると、円弧はきれいに描画されますが描画速 度は遅くなりす。なお、小さな値にすると、粗く描画され描画速度は速 くなります。また、頂点間引き係数を大きな値にすると、円弧は粗く描 画され描画速度は速くなります。なお、小さな値にすると、きれいに描 画されますが描画速度は遅くなります。 ただし、表示データ精度を「16ビット」にすると、最大分割数と頂点 間引き係数は無視されシステム固定になります。 (39)SMENU:Space-E/Drawの自動立上げ処理の設定 本ステートメントは、Space-E/Drawの起動時に表示される初期メニューの処 理番号を設定します。これにより、スタートアップGALで図面情報など を設定すれば、起動後すぐに図面作成(モデリング)作業が出来ます。 SMENU,5 | +---- 処理番号(1〜8) ※処理番号には、起動時に表示される初期メニューの選択番号を設定します。 (40)NNEST:グループの階層構造機能の禁止設定 本ステートメントは、グループの階層構造機能を使用しない場合に設定を します。標準システムでは、グループの階層構造機能を使用するになって います。 アプリケーションシステムなどでグループを階層構造にすると不都合がで る場合にのみ、本ステートメントにより階層構造の禁止を行ってください。 NNEST ※本ステートメントを設定すると、従来通りのグループ名称の取扱いにな ります。 (41)WDISP:画面分割によるマスク設定 本ステートメントは、クラスディスプレイ、クラスセレクトの状況を視覚 的に確認するための画面分割数と、ウィンドウ単位のマスク制御の設定を 行います。 WDISP,0,4 | | | +----- 一辺の画面分割数(2〜16) | +--- ウィンドウ単位の表示フラグ 0:不可 1:可 ※本ステートメントが未設定の場合は、WDISP,0,4になります。 (42)ACTG :複数Space-E/Drawの最大起動数の設定 本ステートメントは、複数Space-E/Drawの最大起動数を設定します。 ACTG,3 | +-----最大起動数 N(1〜5) ※本ステートメントが未設定の場合は、ACTG,5になります。 キーワードはあるが整数Nがない場合、または、整数の値が範囲外の 場合も、ACTG,5になります。 (43)UNDO :UNDOの実行回数、手順数の設定 本ステートメントは、UNDOの実行回数、手順数を設定します。 UNDO,-1,0,30000 | | | | | +---- UNDOリストに登録する手順数 | +-------- 自動PACKを実行するG−No +---------- コマンド単位のUNDOの回数 ・コマンド単位のUNDOの回数 0を設定した場合、UNDOを禁止します。ー1を入力した場合、無制限に UNDOを実行できます。ただし、”UNDOリストに登録する手順数”で 設定された手順数までです。 ー1から(2**31ー1)までの整数を設定してください。 ・自動PACKを実行するG−No 0を設定した場合、自動PACKを行いません。 0からG−No.の最大値までの整数を設定してください。 PACKが実行されると、データベースが再構築され、それ以前のUNDO はできなくなります。 ・UNDOリストに登録する手順数 0を設定した場合、UNDOリストに登録しません。 設定値の範囲は、0から(2**31ー1)までの整数です。ただし、手順の 内容を十分保存できるような値を設定してください。また、ディスクの要領を 考慮して設定してください。 1手順あたり4Byte必要です。これは、”コマンド単位のUNDOの回数” より大きくなければなりません。 ※本ステートメントが未設定の場合は、UNDO,-1,0,30000になります。 (44)STND1:規格ファイル(メートル並目ねじ)の名称の設定 本ステートメントは、機械図コマンドで参照するねじの規格データの ファイル名称を設定します。 STND1,%DRAW_HOME%\run_field\NEJI1.DATA -------------------------------- 規格ファイルの進路名称 (45)STND2:規格ファイル(メートル細目ねじ)の名称の設定 本ステートメントは、機械図コマンドで参照するねじの規格データの ファイル名称を設定します。 STND2,%DRAW_HOME%\run_field\NEJI2.DATA -------------------------------- 規格ファイルの進路名称 (46)STND3:規格ファイル(管用テーパねじ)の名称の設定 本ステートメントは、機械図コマンドで参照するねじの規格データの ファイル名称を設定します。 STND3,%DRAW_HOME%\run_field\NEJI3.DATA -------------------------------- 規格ファイルの進路名称 (47)STND4:規格ファイル(穴ぐり)の名称の設定 本ステートメントは、機械図コマンドで参照する穴ぐりの規格データの ファイル名称を設定します。 STND4,%DRAW_HOME%\run_field\ANAGURI.DATA ---------------------------------- 規格ファイルの進路名称 (48)STND5:規格ファイル(皿もみ)の名称の設定 本ステートメントは、皿もみの規格データのファイル名称を設定します。 STND5,%DRAW_HOME%\run_field\SARAMOMI.DATA ----------------------------------- 規格ファイルの進路名称 ※皿もみについては、現在参照する機械図コマンドがありません。 (49)USERID:任意のUIDの設定 本ステートメントは、任意のUIDを設定します。 キーワードUSERIDに続いて任意のUID(英数字4文字)を指定します。 USERID,ABCD 指定がない場合はログイン名称の先頭4文字がUIDとして使用されます。 USERID, (50)INCLS:キーボード入力によるクラス番号の設定 本ステートメントは、編集コマンドでキーボードで数値入力した場合にクラス番号とみなすかどうかを設定します。 INCLS,0 | +----- キーボードで数値入力した場合 0:数値をクラス番号とみなす、メッセージなし 1:数値をクラス番号とみなす、メッセージあり 2:数値をクラス番号とみなさない ※本ステートメントが未設定の場合は、INCLS,0になります。 (51)END :ステートメント設定の終了 本ステートメントは、コンフィギュレーション設定の終了を表し、すべて のステートメントの最後に設定しなければなりません。もし途中に設定し た場合は、これ以降の各ステートメントは無視されます。