ZCPYMD


【機能】

  既に登録されているモデルを現在作業中のモデル上に複写する	


【使用形式】

  CALL ZCPYMD(X,Y,Z,VEC,SCF,LENGMD,MDLNM,NPARA,
                       IPARA,LPARA,XPARA,IR)


【引数説明】

  [INPUT]
	X,Y,Z   :要素座標系原点
	VEC(3,3):要素座標系軸ベクトル
             VEC(*,1):X'軸を定義するための単位ベクトル
	     VEC(*,2):Y'軸を定義するための単位ベクトル
             VEC(*,3):Z'軸を定義するための単位ベクトル
	SCF     :スケール
	LENGMD  :モデル名称の文字数
	MDLNM(*):モデル名称
	NPARA   :処理を指示するためのパラメータ列の長さ
	IPARA(NPARA):処理を指示するパラメータ
            IPARA(1) 各アイテムのクラスをどのようにするか
  	          0;モデルが登録されたときと同じ
	          1;ユニークなクラスへ変更する
	          2;現在作業中のクラスと同じ
	    IPARA(2) グループに属する各アイテムについ
                     てどのようなグループ名称にするか
  	          0;モデルが登録されたときと同じ
	          1;ユニークな名称へ変更する
	          2;現在作業中のグループ名称と同じ
                  3;グループ名称をつけない
                  4;登録されたときと同じ名称にする
                     (ただし、現在作業中のモデルに同じ名称
                             があればユニークな名称へ変更する。)
	    IPARA(3) グループに属さない各アイテムについて、
                     どのようなグループ名称にするか
	          0;グループ名称をつけない
	          1;現在作業中のグループ名称と同じ
  	    IPARA(4) 各アイテムのアイテム名称をどのようにするか
	          0;モデルが登録されたときと同じ
	          1;ユニークな名称へ変更する
	          2;アイテム名称をつけない
	          3;登録されたときと同じ名称にする
          	          (ただし、現在作業中のモデルに同じ名称
                           があればユニークな名称へ変更する。)
	    IPARA(5) 各アイテムをアクティブリストへのせるかどうか
	          0;のせない
	          1;のせる
            IPARA(6) グループへつけられたプロパティを持込むかどうか
	          0;すべて持込む
	          1;複写されたアイテムを含むグループのみ持込む
	          2;持込まない
            IPARA(7) アイテムへつけられたプロパティを持込むかどうか
	          0;すべて持込む
	          1;持込まない
	    IPARA(8) クラスセレクションを有効にするかどうか
  	          0;無効とする
                  1;有効とする
            IPARA(9) アイテムセレクションを有効にするかどうか
	          0;無効とする
  	          1;有効とする
	LPARA    :処理を指示するパラメータ列2の長さ
	XPARA(LPARA):処理を指示するパラメータ列2
	    XPARA(1) 現在作業中のモデルで、同じ法線ベクトルをもつ
                     ウィンドウが複数個あるときに、どのウィンドウへ
                     優先的に複写するかをウィンドウ名称で指示する。
                     空白のときは、とくに指示はしないものとする。

   [OUTPUT]
	 IR     :リターンコード
	           0;正常終了
	          ≠0;異常終了

【機能説明】

 ・複写されたモデルが、登録されたときの原点と要素座標系原点を重ねる。
 ・複写されたモデルの座標系軸を要素座標系軸と同じになるように傾ける。
 ・複写されたモデルは、要素座標系原点を中心に拡大または縮小される。
 ・ウィンドウアイテムとブランクについてのデータは、複写後に同じ法線
  ベクトルを持つウィンドウに変換される。
 ・線種番号,線幅番号,ペン番号は復元される。
 ・複写後の修正は有効となる。
 ・モデルファイルの名称は、現在使用されているUIDと拡張子によって決まる。