SSG20


【機能】

    基準点から多角形の各辺に対する中心角の和を求める(2D)


【使用形式】

    CALL  SSG20(N,XTB,YTB,IDX,IDY,IFG,X,Y,TH,IR)


【引数説明】

    [INPUT]
        N        : 多角形の頂点数(N≧2)                  
        XTB(*)   : 頂点のX座標配列((N-1)×IDX+1ワード必要)
        YTB(*)   : 頂点のY座標配列((N-1)×IDY+1ワード必要)
        IDX      : XTBの参照間隔(ワード単位)             
        IDY      : YTBの参照間隔(ワード単位)             
        IFG      : 開多角形/閉多角形フラグ                
                     0 ; 開多角形                          
                     1 ; 閉多角形                          
        X, Y     : 基準点座標                              

    [OUTPUT]                      
        TH       : 中心角の和(度、IR=0のときのみ保障される)
        IR       : リターンフラグ                            
                     0 ; 正常                                
                     1 ; 基準点が多角形の辺上にある          
                     2 ; 入力エラー                          

【機能説明】

    ・基準点から、多角形の各辺に対する中心角の和を求める。
    ・この結果は、基準点が閉多角形の内部にあるか、外部にあるか
      の判定に使用することができる。
    ・基準点が閉多角形の内部にあるか、外部にあるかは以下のよう
      に判定することができる。
      (1)入力多角形それ自身が、判定しようとする閉多角形であると
         き(IFG=1の場合)
           TH≒±360 ならば基準点は多角形の内部
                      (頂点列が時計回りの順序の時に負値となる)
           TH≒0      ならば基準点は多角形の外部



      (2)入力多角形が、判定しようとする閉多角形の一部分である時、
        (IFG=0の場合)は、閉多角形が完結するまでこのルーチンを
         繰り返し、THの総計により前出の判定を行う。この場合、そ
         れぞれの開多角形の始終点は隣合う開多角形と同一座標で連
         結されていなければならない。