SSG28
【機能】
平面上の多角形の断面2次モーメントを求める(2D)
【使用形式】
CALL SSG28(N,XTB,YTB,IDX,IDY,IFG1,IFG2,ZI,IR)
【引数説明】
[INPUT]
N : 閉多角形の頂点数(N≧2、閉多角形の時N≧3)
XTB(*) : 頂点のX座標配列
YTB(*) : 頂点のY座標配列
IDX : XTB内のX座標の参照間隔(ワード単位)
IDY : YTB内のY座標の参照間隔(ワード単位)
IFG1 : 断面1次モーメントの種別
0 ; X軸に関する
1 ; Y軸に関する
IFG2 : 多角形の種別
0 ; 閉多角形
1 ; 開多角形
[OUTPUT]
ZI : 断面2次モーメント(単位は入力座標の単位となる)
IR : リターンフラグ
0 ; 正常
1 ; 入力エラー
【機能説明】
1)入力多角形が閉多角形であるとき、(IFG2=0の場合)
1〜n点で構成される閉多角形の、XまたはY軸に関する断面2次
モーメントを出力する。閉多角形の頂点列の回転方向が、
反時計回り→断面2次モーメントの値はプラス
時計回り →断面2次モーメントの値はマイナスとなる。
(’閉多角形の頂点列の回転方向と断面1次モーメントの関係’
参照)
2)入力多角形が閉多角形の一部分であるとき、(IFG2=1の場合)
閉多角形が完結するまで、このルーチンを繰り返し、ZIの総計
で前出のように閉多角形の断面2次モーメントを求めることが
できる。
なお、この場合、それぞれの開多角形の始終点は隣合う開多角
形と同一座標で連結されなければならない。
3)入力点列の座標系での断面2次モーメントを前提としているの
で、求める座標系に前もって頂点座標を交換して、このルーチ
ンを使う必要がある。
4)入力引数の使用例については、SSG22を参照すること。