SSG30


【機能】

    平面上の多角形の断面相乗モーメントを求める(2D)


【使用形式】

    CALL  SSG30(N,XTB,YTB,IDX,IDY,IFG,ZJ,ZA,IR)


【引数説明】

    [INPUT]
        N        : 多角形の頂点数(N≧2、閉多角形の時N≧3)
        XTB(*)   : 頂点のX座標配列                        
        YTB(*)   : 頂点のY座標配列                        
        IDX      : XTB内のX座標の参照間隔(ワード単位)   
        IDY      : YTB内のY座標の参照間隔(ワード単位)   
        IFG      : 多角形の種別                            
                     0 ; 閉多角形                          
                     1 ; 開多角形                          

    [OUTPUT]                      
        ZJ     : 断面相乗モーメント(単位は入力座標の単位となる)
        ZA     : 面積                                            
        IR     : リターンフラグ                                  
                     0 ; 正常                                      
                     1 ; 入力エラー                                

【機能説明】

    1)入力多角形が閉多角形であるとき、(IFG=0の場合)
      1〜n点で構成される閉多角形断面相乗モーメントを出力する。
      閉多角形の頂点列の回転方向が、

        反時計回り、すなわち面積がプラス→断面相乗モーメントの
        値はの符号は正しい
        時計回り、すなわち面積がマイナス→断面相乗モーメントの
        値の符号が逆転


    2)入力多角形が閉多角形の一部分であるとき、(IFG=0の場合)
      閉多角形が完結するまで、このルーチンを繰り返し、ZJの総計
      で前出のように閉多角形の断面相乗モーメントを求めることが
      できる。頂点列の回転方向が時計回りの時、断面相乗モーメン
      トの符号が逆転するため、同時にZAの総計をとり、面積がマイ
      ナスの場合断面一次モーメントの符号を逆転させなければなら
      ない。
      なお、この場合、それぞれの開多角形の始終点は隣合う開多角
      形と同一座標で連結されなければならない。

    3)入力点列の座標系での断面相乗モーメントを前提としているの
      で、求める座標系に前もって頂点座標を交換して、このルーチ
      ンを使う必要がある。

    4)入力引数の使用例については、SSG22を参照すること。