幾何公差記号(ACDP)

_ _

【機能】

幾何公差記号と引出し線を作成する

【コマンド概要】

幾何公差記号には、2段記号・公差1段記号2公差1段記号・公差データ厶があります。

引出し線には、作成(基点)作成(基点・通過点)作成(基準面・引出線1本)作成(基準面・引出線2本)削除データ厶三角記号の変更があります。

【オプションメニューの説明】

1.幾何公差記号を作成する場合

[2段記号・公差◆]作成する記号タイプの選択
[上段記号 真円度]記入する項目
[     公差値]記入する項目
[  データ厶記号]記入する項目
[下段記号 平行度]記入する項目
[     公差値]記入する項目
[  データ厶記号]記入する項目
[配置角度  0度]記号の配置角度の設定
[文字・記号固定◆]文字高さと記号サイズの選択
[引出し線  作成]引出し線作成機能

(1)記入項目の変更

配置位置を指示するとき作成する文字列が変更できます。

(2)配置角度

記号の原点(左下)を基準とし、回転配置ができます。
角度は反時計回りを正とします。

(3)文字・記号固定

文字高さと記号サイズは3通りの設定があります。

・文字・記号固定・・・文字高さ,記号サイズとも設定されている値で作成します。

・文字高さ固定・・・・文字高さは設定されている値で、記号サイズは文字高さに合わせて作成されます。(記号サイズの設定されている値は無視されます。)

・記号サイズ固定・・・記号サイズは設定されている値で、文字高さは記号サイズに合わせて作成されます。(文字高さの設定されている値は無視されます。)

(4)引出し線 作成

オプションメニューが以下のようになり、幾何公差記号に引出し線の作成、削除、データ厶三角記号の変更ができます。

2.幾何公差記号の引出し線を作成する場合

[基点      ]引出し線作成タイプの選択
[基点・通過点  ]引出し線作成タイプの選択
[基準面引出線1本]引出し線作成タイプの選択
[基準面引出線2本]引出し線作成タイプの選択
[引出し線  削除]引出し線作成タイプの選択
[三角記号  変更]引出し線作成タイプの選択
[ 矢印     ]データ厶三角記号の選択
[ 三角     ]データ厶三角記号の選択
[ 三角 塗る  ]データ厶三角記号の選択

■データ厶三角記号

【オペレーション例】

1. 幾何公差記号を作成します。
公差記号,公差値,データ厶記号を入力し、記号を配置する位置を指示します。

<上段の公差記号>
1. 真直度
2. 平面度
3. 真円度
4. 円筒度
5. 線の輪郭度
6. 面の輪郭度
7. 平行度
8. 直角度
9. 傾斜度
10. 位置度
11. 同軸度
12. 対称度
13. 円周振れ
14. 全振れ
項目の選択 * 3 C/R
公差値 * 0.01 C/R
データ厶記号 * A C/R
<下段の公差記号>
1. 真直度
2. 平面度
3. 真円度
4. 円筒度
5. 線の輪郭度
6. 面の輪郭度
7. 平行度
8. 直角度
9. 傾斜度
10. 位置度
11. 同軸度
12. 対称度
13.円周振れ
14.全振れ
項目の選択 * 7 C/R
公差値 * 0.06 C/R
データ厶記号 * B C/R
配置角度[角度]GP# <1>

[2段記号・公差◆]作成する記号タイプの選択
[上段記号 真円度]記入する項目
[     公差値]記入する項目
[  データ厶記号]記入する項目
[下段記号 平行度]記入する項目
[     公差値]記入する項目
[  データ厶記号]記入する項目
[配置角度  0度]記号の配置角度の設定
[文字・記号固定◆]文字高さと記号サイズの選択
[引出し線  作成]引出し線作成機能
公差記号,公差値,データ厶記号を入力し、記号を配置する位置を指示します。

<公差記号>
1. 真直度
2. 平面度
3. 真円度
4. 円筒度
5. 線の輪郭度
6. 面の輪郭度
7. 平行度
8. 直角度
9. 傾斜度
10. 位置度
11. 同軸度
12. 対称度
13. 円周振れ
14. 全振れ
項目の選択 * 7 C/R
公差値 * 0.1 C/R
データ厶記号 * A C/R
公差値 * 0.05/200 C/R
データ厶記号*C/R
配置角度[角度]GP#<1>

[1段記号2公差◆]作成する記号タイプの選択
[公差記号 平行度]記入する項目
[上段   公差値]記入する項目
[  データ厶記号]記入する項目
[下段   公差値]記入する項目
[  データ厶記号]記入する項目
[配置角度  0度]記号の配置角度の設定
[文字・記号固定◆]文字高さと記号サイズの選択
[引出し線  作成]引出し線作成機能
公差記号,公差値,データ厶記号を入力し、記号を配置する位置を指示します。

<公差記号>
1. 真直度
2. 平面度
3. 真円度
4. 円筒度
5. 線の輪郭度
6. 面の輪郭度
7. 平行度
8. 直角度
9. 傾斜度
10. 位置度
11. 同軸度
12. 対称度
13. 円周振れ
14. 全振れ
項目の選択 * 7 C/R
公差値 * 0.1 C/R
データ厶記号 * A C/R
配置角度[角度]GP# <1>

[1段記号・公差◆]作成する記号タイプの選択
[公差記号 平行度]記入する項目
[     公差値]記入する項目
[  データ厶記号]記入する項目
[配置角度  0度]記号の配置角度の設定
[文字・記号固定◆]文字高さと記号サイズの選択
[引出し線  作成]引出し線作成機能
データ厶記号を入力し、記号を配置する位置を指示します。

データ厶記号 * A C/R
配置角度[角度]GP# <1>

[  データ厶 ◆]作成する記号タイプの選択
[ データ厶記号 ]記入する項目
[配置角度  0度]記号の配置角度の設定
[文字・記号固定◆]文字高さと記号サイズの選択
[引出し線  作成]引出し線作成機能
2. 幾何公差記号の引出し線を作成します。
引出し線を作成する記号と、引出し線の基点の位置を指示します。

オプションメニューの[引出し線 作成]を指示します。
記号 ID# <1>
基点 GP# <2>

[ 矢印     ]データ厶三角記号の選択
[ 三角     ]データ厶三角記号の選択
[ 三角 塗る  ]データ厶三角記号の選択
引出し線を作成する記号と、引出し線の基点と通過点の位置を指示します。

オプションメニューの[引出し線 作成]を指示します。
記号 ID# <1>
基点と通過点 GP GP# <2> <3>

[ 矢印     ]データ厶三角記号の選択
[ 三角     ]データ厶三角記号の選択
[ 三角 塗る  ]データ厶三角記号の選択
引出し線を作成する記号と、引出し線の基点となる面を指示します。

オプションメニューの[引出し線 作成]を指示します。
記号I D# <1>
基準面 ID# <2>

[ 矢印     ]データ厶三角記号の選択
[ 三角     ]データ厶三角記号の選択
[ 三角 塗る  ]データ厶三角記号の選択
引出し線を作成する記号と、引出し線の基点となる面を指示します。

オプションメニューの[引出し線 作成]を指示します。
記号 ID# <1>
基準面 ID# <2>

[ 矢印     ]データ厶三角記号の選択
[ 三角     ]データ厶三角記号の選択
[ 三角 塗る  ]データ厶三角記号の選択
削除する引出し線を指示します。

オプションメニューの[引出し線 作成]を指示します。
引出し線 ID# <1>

データ厶三角記号を変更します。

オプションメニューの[引出し線 作成]を指示します。
データ厶三角記号 ID# <1>

[ 矢印     ]データ厶三角記号の選択
[ 三角     ]データ厶三角記号の選択
[ 三角 塗る  ]データ厶三角記号の選択