アイテムの交線の作成には以下のようにアイテムの組み合わせによる制限があります。
- | LNE | ARC | SPL | PLN | CYL | CNE | SPH | SUR |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
PLN | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
CYL | ○ | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
CNE | ○ | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
SUR | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × | × | ○ |
求められた交線もトリムされたサーフェイスに従ってトリムされます。
サーフェイスの構成点数をn×m、交点計算分割数をms(SFMSの8番)とすると以下の制限があります。
(n+2)×(m+2)×(ms×ms)≦サーフェイス最大定義点数
サーフェイスのU・Wどちらかの一方の区間数をnmとすると
(nm×ms+4)≦スプライン最大定義点数
上記の制限を超えた場合は、次のいずれかの対処をして下さい。
(1)交点計算分割数msを小さくする。
(2) 面をはり直して面の構成点数を減らす。
サーフェイスとサーフェイスの場合、構成点密度のアンバランスに注意して下さい。
1パッチ内にインターセクションを求めるもう1つのサーフェイスがあると正しい結果を得られないことがあります。最低2パッチにまたがるように指示して下さい。
(1)処理可能な形状
サーフェイスU・W空間での交線のパターン
(2)処理不可能な形状(主に交線が3本以上ある)
サーフェイスU・W空間での交線のパターン
(3)交点の総数によって判断される処理可能な形状
(4)交点の総数により判断される処理不可能な形状
CYL、CNEと曲面アイテム(PLN,CYL,CNE,SPH,SUR)のインターセクションは、CYL、CNEを多角形に分解し交点をサンプリングして求め、それを曲線化して交線にしていますので、以下のような制限があります。
(1)解析解に比べ精度的に問題があります。
(2)サンプリング密度によって交線の精度が変わります。(SFMSの7番で変更可)
(3)交線の形状によっては、不完全な結果を出力したり結果を出力できない場合があります。
処理できない場合は、グループ化された交点が作成されます。