作業座標


1.作業座標系について

アイテムを作成したり編集するとき、作業に合わせて座標を傾けたり動かすことができます。

このようにして設定した座標系を作業座標系と呼びます。

作業座標系は、垂直線、水平線、円を作成するための平面を設定する基準となります。

Space-E/Drawには、無限のモデル空間に基準となる3次元座標系を考えたモデル座標系があります。

モデル座標系はアイテムの位置を表す不変の座標系です。

初期の状態では、作業座標系はモデル座標系に一致しています。

作業座標系には、次の定義方法があります。

作業座標(LCSN)コマンド(定義)
[  定  義  ]・・・・任意にX軸、Y軸、Z軸を定義する
[ウィンドウ 定義]・・・・ウィンドウ座標系に合わせて定義する
[ Z軸固定 定義]・・・・Z軸を固定して定義する
[ アイテム 参照]・・・・アイテムの座標系に合わせて定義する
[ 原点移動 定義]・・・・現在の作業座標系の原点を移動して定義する
[ 軸 回転 定義]・・・・現在の作業座標系を回転して定義する
(1) 定義した作業座標系の座標軸が各ウィンドウに表示されます。
表示されている座標軸のクラス番号は241、
大きさは(ウィンドウのX座標MIN-MAX)/20で、作成されます。
(2) 一度定義した作業座標系は保存されます。
現在の作業座標軸系の座標軸は実線、今までに定義した作業座標系の座標軸は、破線で表示されています。

一度定義した座標系は、作業座標(LCSN)コマンド(設定)でその座標軸を指示すると、これからの作業座標系にすることができます。