3.DR−MF変換

3.1 機能   

DR-MF変換は、ドローサブファイル(DR)をイクスターナル・モデルファイル(MF)へ変換できるプログラムです。

3.2 ダイアログの各項目の説明

(1) 変換対象となるファイルのあるフォルダを指定します。
(2) 変換対象のフォルダを「フォルダの参照」ダイアログで指定します。
(3) 変換対象となるファイル名称のテンプレート(ワイルドカード)を指定します。
(4) 変換対象なるファイルの一覧が表示されます。ファイル名称をクリックすると、(10)の変換するファイル名称に追加されます。
(5) 変換するデータフォーマットを指定します。「Unix」、「WindowsNT」から選択します。
(6) (4)での変換対象の一覧すべてが、(10)の変換するファイル名称に追加されます。
(7) (10)の変換するファイルすべてを解除します。
(8) 変換したファイルを出力するフォルダを指定します。
(9) 出力フォルダを「フォルダの参照」ダイアログで指定します。
(10) 変換するファイルの一覧が表示されます。ファイル名称をクリックすると、変換するファイルから解除します。
(11) DR-MF変換のログをファイルに出力するかを指定します。
(12) DR-MF変換のログファイル名称
(13) DR-MF変換のログファイルを「ファイルを開く」ダイアログで指定します。
(14) ログファイルに対する記述方法を選択します。「追加」、「上書き」から選択します。
(15) 変換処理を実行します。
(16) 現在のダイアログの各パラメータを保存します。各パラメータは、パラメータファイルに保存されます。パラメータファイルについては、「3.3 DR-MF変換ダイアログ・パラメータファイル」を参照してください。
(17) DR-MF変換のダイアログを終了します。

3.3 DR-MF変換ダイアログ・パラメータファイル

3.3.1 パラメータファイルについて

ダイアログの各パラメータは、DR-MF変換ダイアログ・パラメータファイルに保存されています。ファイル名称は、「drmfgui.cnf」で、出荷時は、%DRAW_HOME%¥run_fieldにインストールされています。環境変数「DRMF_GUI」でパラメータファイルを指定すれば、DR-MF変換の対象となるパラメータファイルを変更することができます。

3.3.2 パラメータファイルの内容について

パラメータファイルに記載されているパラメータ名称と内容は、以下の通りです。

パラメータ名称
内 容
INPTDIR 変換対象のフォルダ名称
OUTPDIR 出力フォルダ名称
DATAFMT

データフォーマット

1:Unix
2:WindowsNT

LOGFLAG

ログファイルの記録

1:記録する
2:記録しない

LOGFILE ログファイル名称
LOGMODE

ログファイルの記録方法

1:追加
2:上書き

パラメータファイルの内容は、以下の例のようになっています。

INPTDIR,C:¥HZS¥draw¥work_field
OUTPDIR,C:¥HZS¥draw¥work_field
DATAFMT,1
LOGFLAG,1
LOGFILE,C:¥TEMP¥drmf.log
LOGMODE,2

3.4 注意・制限事項

(1)ファイル変換時に、ヘッダー部には以下のデータがセットされます。

チェックワード …………… −1
バージョン番号 …………… ファイルの現行バージョン
コメント部 …………… 'FDRTMF'
データ部 ……………

レイアウト名称:FUKK                   
ウィンドウ名称:STD

(2)モデル記述部には以下のデータがセットされます。

MODEL STATUSの年月日 ………………… ファイルの作成年月日
WIINDOWデータ ………………… ウィンドウの'STD'の情報
SLOデータ ………………… レイアウト'FULL'の情報

(3)G-No.には、入力要素順にセットされます。

(4)ドロー・サブファイル内のデータの識別子が以下のものは、イクスターナル・モデル ファイルにコピーされません。  

識別子

16 ………………… 回転データ
17 ………………… 反転データ
21 ………………… ペンコントロールデータ
23 ………………… ペン移動データ

(5) DR-MF変換おけるダイアログでの制限は以下の表のようになります。

項 目
制 限
フォルダ名称 最大512バイト
対象となるファイルの件数 最大1万件
ログファイル名称 最大512バイト