用語解説
アルファベット順 | アイウエオ順 |
あ か さ た は ま や わ |
2Dマークアップアイテム(2次元マークアップアイテム)
ビューの変更に影響を受けないアイテムで、2Dテキスト、注釈などに使用するアイテムタイプ.
2次元平面上に定義されている.
ACIS
Space-E/Modelerが採用しているソリッドモデリングのカーネルソフトウエア.ACISを採用している他のシステムと直接データの受け渡しができる.AutoCADや、Windowsのクリップボードでも採用され、次世代3次元ソリッドの標準フォーマットのひとつになっている.
BODY -->ボディ
DWGファイル
オートデスク社製CADである、AutoCADの標準ファイル形式.フォーマットは非公開である.
DXF (Drawing Interchange File)
オートデスク社が開発した、外部ソフトウェアとのデータのインターフェイスが取れるファイルフォーマット.
EDGE -->エッジ
FACE -->フェイス
hisファイル(ヒストリーファイル)
操作履歴を出力したファイル.〈ファイル/履歴別名保存、履歴実行〉で管理する.
IGES (Initial Graphics Exchange Specifications)
異なるCAD/CAMシステム間でCADデータを変換するための中間ファイルフォーマット.
M3ファイル
GRADE/CUBE独自のモデルファイル.フォーマットは非公開である.
MDファイル
Space-E/Draw独自のモデルファイル.フォーマットは非公開である.Space-E/Modeler ドラフティングアレンジ機能から出力されるモデルファイルでもある.
mdpファイル
Space-E/Modeler独自のモデルファイル.フォーマットは非公開である.
mduファイル
Space-E/Modelerのバックアップモデルファイル.フォーマットは非公開である.
satファイル
米スペイシャルテクノロジー社が定めているACISの形状データを保存したファイル.このファイルにより、ACISを採用しているシステム間のデータの受け渡しができる.フォーマットは公開される予定である.
SET -->セット
STLファイル
米3Dシステム社の光造形システムのための形状入力ファイル.光造形などラピッドプロトタイピングシステムやCGシステムの多くがサポートしている.
VERTEX -->バーテクス
あ |
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エッジ(EDGE)-->アイテムタイプの一覧表参照
線要素を表すアイテムタイプ分類名.線分、円、円弧、自由曲線、楕円の5種類のアイテムタイプを持つ.
エンティティ-->アイテムタイプの一覧表参照
エッジ(EDGE)、セット(SET)、フェイス(FACE)、ボディ(BODY)の総称.
オープンエッジ
隣り合う面のない、単体の面の境界にあるエッジ.
か |
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解析面
自由曲面以外のフェイス.
->平面(PLN)、円筒面(CYL)、球面(SPH)、円錐面(CNE)、トーラス面(TOR)があります.
カレントデータム
3Dモデリングモードで、現在参照されているデータ厶.
カレントモデル
現在作業中のモデル.Space-E/Modelerでは複数のモデルを同時にオープンして作業ができるが、その内の作業対象となっているモデルのこと.
基準座標系(モード)
モデルの全体座標系、その座標系を基準に処理が行なわれるモード.
-->作業座標系(モード)、ワークプレーン(モード)
グループ
複数のアイテムをひとまとまりとして扱うための補助アイテム.ひとつのアイテムが複数のグループに属することができる.作成できるグループの数に制限はない.
クラス
レイヤー.すべてのアイテムはいずれかのクラスに属する.クラスの範囲は1〜999.
さ |
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参照エッジ
フェイスまたはボディの境界にあるエッジ.これらは、フェイスまたはボディに属しているので独立して編集はできないが、モデリング中に通常のエッジアイテムと同様に参照できる.
参照面
ボディを構成しているフェイス.ボディに属しているので独立して編集はできないが、モデリング中に通常のフェイスアイテムと同様に参照できる.
主投影図
ドラフティングアレンジデータムをXY平面として投影して作成する投影図のことを指し、投影図は、PRJアイテムとして作成される.主投影図として投影できる方向は、正面図・平面図・左側面図・右側面図・下面図・背面図・ユーザ定義ビューの7方向.
シェル
複数のフェイスが接合された形状を表すアイテム.ボディの一種.ソリッドと異なり、完全に閉じていない部分を持つ中間的な状態.
-->ボディ、ソリッド
セット(SET) -->アイテムタイプの一覧表参照
複数のエッジが端点で連結された形状を表すアイテム.断面図形を指定する場合に使われる.
ソリッド
複数のフェイスが過不足なく閉じて立体となった形状を表すアイテム.
-->ボディ、シェル
た |
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データム
3Dモデリングモードにおいて、作業座標系を示すための補助アイテム.
断面図
主投影図および、補助投影図を切断線で切断した断面形状のことを指し、断面図は、PRJアイテムとして作成される.
ドラフティングアレンジアイテム
ドラフティングアレンジモード中に作成したアイテム.
ドラフティングアレンジデータム
ドラフティングアレンジプレーンを定義するために使用したデータムで、このデータムのXY平面が正面図の方向として参照される.ドラフティングアレンジデータムは、《アレンジ/対象選択/解除》コマンドで指定できる.
ドラフティングアレンジプレーン
ドラフティングアレンジモード中に作業する空間で、《アレンジ/対象選択/解除》コマンドで指定したデータムをXY平面の作業座標系とする.
ドラフティングアレンジモード
ドラフティングアレンジ機能を使用するためのモードで、モデルステータスに配置してあるアイコン
を指示することで、ドラフティングアレンジ機能の開始または、モードの切替えを行うことができる.
トレラントモデル
サーフェイス群の隙間や重なりのある境界に対して、許容誤差を属性情報として付加したソリッドモデル.
は |
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バーテクス(VERTEX) -->アイテムタイプの一覧表参照
点要素を表すアイテムタイプ分類名.点をアイテムタイプとして持つ.
ヒストリーファイル -->hisファイル
ヒーリング
サーフェイス群の隙間や重なりのある境界に対して、境界線や面を延長し、交点や交線を再計算することにより、厳密なソリッドモデルを再構築する技法.
ブーリアン操作
2つのフェイスまたはボディを干渉させて新たな形状を作成する操作の総称.結合(和)、切削(差)、切り出し(積)、領域で切断、面で切断、一部分結合(和)、一部分切削(差)、一部分切り出し(積)、一部分領域で切断、一部分面で切断、選択式の11個のコマンドがある.
フェイス(FACE) -->アイテムタイプの一覧表参照
面要素を表すアイテムタイプ分類名.平面、円筒面、円錐面、球面、自由曲面の5種類のアイテムタイプを持つ.
プロパティ
アイテムに付けることができる任意の属性情報.
プロジェクトアイテム(PRJアイテム)
モデリングしたアイテム(ボディ・フェイス・エッジ)を2次元投影(主投影図・補助投影図・断面図)して作成した投影図用の新アイテムで、以下の内部データで構成されている.
- 投影原点(ORIGIN_VERTEX)
- PRJアイテムの投影原点を指し、ドラフティングアレンジデータムの原点が投影原点となる.
- 外形線(VISIBLE)
- 投影図の外形線を指す.
- 隠線(INVISIBLE)
- 投影図の隠線を指す.
- ワイヤー(WIRE)
- 投影の対象となるアイテムにおいて、エッジを投影して作成したアイテムを指す.
PRJアイテムは、上記の4部分を1アイテムとして構成し、アイテムの一部の属性変更やトリミングなどの編集を行うことはできない.
また、PRJアイテムの表示は、投影原点・外形線・隠線は、PRJアイテムを作成した時のクラスの色で表示されるが、ワイヤーは、投影の対象となるアイテムの表示色を継承して表示する.
プロジェクトチャイルド(PRJ Child)
PRJアイテムを構成する投影原点・外形線・隠線・ワイヤーのアイテムの総称.
補助投影図
主投影図として作成したPRJアイテムから、任意の方向で投影して作成する投影図のことを指し、投影図は、PRJアイテムとして作成される.
ボディ(BODY) -->アイテムタイプの一覧表参照
立体要素を表すアイテムタイプ分類名.シェルとソリッドの2種類のアイテムタイプを持つ.
-->シェル、ソリッド
ま |
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モデルモード
基準座標系上の任意の位置に定義する局所的な座標系、その座標系を基準に処理が行なわれるモード.作業座標系の設定はデータ厶を作成するかあるいは既存のデータムを選択することで行う.
-->データ厶
や |
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ユーザ定義ビュー
ユーザが任意に定義した方向で投影して作成する投影図のことを指し、アイソメ図などの投影図を作成するときに使用する.
わ |
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ワークプレーンモード
3Dモデリングモードの任意の平面を作業平面とし、その設定された平面でのみ作業を行えるモード.
-->モデルモード、ドラフティングアレンジモード
割り込みコマンド
コマンドを実行しているときに割り込んで実行できるコマンド.
[制限]
割り込みコマンドを終了し、元のコマンドに戻っても、割り込みコマンドで出力されたメッセージは残ったままになります.