環境設定ファイル
コマンドメニューの設定
◆折り畳みメニューの場合
<ファイル>
インストールフォルダ\config\ja_JP.mscode\profile\プロファイル名\CommandMenu.rsc
モデルモードおよびアレンジモード両方で表示する設定ファイル
<書 式>
@localize_resource
{
$キーワード "文字列"
}折り畳みメニューで使用する各言語毎の表示文字列のリソースです.項目を削除してしまうと正しく動作しなくなる可能性がありますので注意してください.
@settings
{
$キーワード 値
}折り畳みメニューの設定値を定義します.これらの値はアプリケーション実行中に設定することが出来ますので、ファイルを直接修正する必要はありません.
@special_category "マイコマンド" 対応モデリングモード 表示状態 伸縮状態
{
@recent_group "最近使ったコマンド" - 3DModeling Visible
{
}@recent_group "最近使ったコマンド" - Arrange Visible
{
}
}@category "大分類名" 対応モデリングモード 表示状態 伸縮状態
{
@group "小分類名" アイコンファイル名 対応モデリングモード 表示状態
{
@command "コマンド名" m.マクロ関数名 アイコンファイル名 対応モデリングモード
@command "コマンド名" F.システム関数名 アイコンファイル名 対応モデリングモード
@separator 対応モデリングモード
@command "コマンド名" f.システム関数名 アイコンファイル名 対応モデリングモード
}
}大分類の書式について
大分類を定義するには、@categoryタグ、または@special_categoryで指定します.ただし、@special_category タグは【マイコマンド】という特別な大分類を定義するために用います.この大分類は、その他の大分類とは見た目が異なるように指定されています.メニューのカスタマイズコマンドでカスタマイズできるのは、この@special_categoryタグで指定された大分類の中だけなので、この大分類を削除してしまうとカスタマイズコマンドが正しく動作しなくなります.
"大分類名"部分には、大分類の表示名を指定します.""で囲まれていれば間に空白文字を挿入することも可能です.
対応モデリングモード部分には、3DModeling 、Arrangeというキーワードを指定します.3DModelingがモデルモードを、Arrangeがアレンジモードを意味します.ここで指定されたモデリングモード以外では、この分類が画面から表示されなくなります.両方のモデリングモードをサポートする場合は、「3DModeling|Arrange」のように「|(パイプ)」を用いて両方のモードを記述します.
表示状態部分には、Visible、Hideというキーワードのどちらかを指定します.画面からこの分類を表示するかどうかを指定するものです.この状態はアプリケーション実行時に設定することが出来ます.
伸縮状態部分には、Expand、Collapseというキーワードのどちらかを指定します.Expandは大分類が展開されている状態を表し、Collapseは大分類が縮小表示されている状態を意味します.この状態はアプリケーション実行時に設定することが出来ます.小分類の書式について
小分類を定義するには、@categoryタグ、または@recent_groupタグを指定します.ただし、@recent_groupは@special_categoryタグの内部でしか指定できない上、このタグで指定された小分類はシステムで使用するので変更しないでください.
"小分類名"部分には、この小分類の表示名を指定します.""で囲まれていれば間に空白文字を挿入することも可能です.
アイコンファイル名部分にはこの小分類のアイコンファイル(ビットマップ画像)のファイルから、拡張子(.bmp)を取り除いた名前を指定します.ビットマップファイルは「インストールフォルダ\config\ja_JP.mscode\profile\プロファイル名\iconmenu\」フォルダの中にあるものを指定します.
対応モデリングモード部分には大分類の場合と同じく、3DModeling 、Arrangeというキーワードを指定します.3DModelingがモデルモードを、Arrangeがアレンジモードを意味します.ここで指定されたモデリングモード以外では、この分類が画面から表示されなくなります.両方のモデリングモードをサポートする場合は、「3DModeling|Arrange」のように「|(パイプ)」を用いて両方のモードを記述します.
表示状態部分には、Visible、Hideというキーワードのどちらかを指定します.画面からこの分類を表示するかどうかを指定するものです.この状態はアプリケーション実行時に設定することが出来ます.
コマンドの書式について
コマンドを定義するには、@commandタグを指定します.各コマンドは、折り畳みメニュー上で小分類をクリックしたときに、メニューとして一覧表示されます.このメニューには、@separatorタグを指定して区分線を挿入することも出来ます.
"コマンド名"部分には、このコマンドの表示名を指定します.""で囲まれていれば間に空白文字を挿入することも可能です.
コマンドに対応するマクロ関数名、システム関数名(f.***、F.***、m.*** など)を指定します.ただし、f、F、mは、それぞれ以下のような意味を表します.この仕様はテキストメニュー、アイコンメニューでも共通です.
f :実行中のコマンドを終了した後に、定義したシステム関数を実行する.
F :実行中のコマンドを終了しないで、定義したシステム関数を実行する.
m :実行中のコマンドを終了した後に、定義したマクロコマンドを実行する.注意
マクロコマンド名を定義する際には、十分に注意してください.特に、「F」と「f」を間違える、既存のマクロコマンドの定義名を書きかえたりすると、システムが起動しなかったり、動作不良を起こします.
複数のマクロコマンドを「|(パイプ)」でつなげることによって、一つのコマンドで連続したコマンド群を設定できます.
アイコンファイル名部分にはこの小分類のアイコンファイル(ビットマップ画像)のファイルから、拡張子(.bmp)を取り除いた名前を指定します.ビットマップファイルは「インストールフォルダ\config\ja_JP.mscode\profile\プロファイル名\iconmenu\」フォルダの中にあるものを指定します.
対応モデリングモード部分には、3DModeling 、Arrangeというキーワードを指定します.3DModelingがモデルモードを、Arrangeがアレンジモードを意味します.ここで指定されたモデリングモード以外では、この分類が画面から表示されなくなります.両方のモデリングモードをサポートする場合は、「3DModeling|Arrange」のように「|(パイプ)」を用いて両方のモードを記述します.
◆アイコンメニューの場合
モデリングモードが、モデルモード・スケッチモードあるいはアレンジモードの際に表示されるコマンドメニューを設定します.
<ファイル>
インストールフォルダ\config\ja_JP.mscode\profile\プロファイル名\menu
モデルモードで表示するコマンドメニュー設定ファイル
インストールフォルダ\config\ja_JP.mscode\profile\プロファイル名\menu_a
アレンジモードで表示するコマンドメニュー設定ファイル
<書 式>
@menu_name メニュー名 メインメニューを設定します.
<設定例>
@menu_name 断面作成
@group_name グループメニュー名 初期表示のメニュー数
{
”コマンド名” ”m.マクロ関数名”
”コマンド名” ”m.マクロ関数名”
”コマンド名” ”F.システム関数名”
”コマンド名” ”f.システム関数名”
”コマンド名” ”m.マクロ関数名”
}グループメニューを設定します.
コマンド名に対応するマクロコマンド名、システム関数名(f.***、F.***、m.*** など)を定義することによって、設定できます.
ただし、f、F、mは、それぞれ以下のような意味を表します.f :実行中のコマンドを終了した後に、定義したシステム関数を実行する.
F:実行中のコマンドを終了しないで、定義したシステム関数を実行する.
m:実行中のコマンドを終了した後に、定義したマクロコマンドを実行する.注意
マクロコマンド名を定義する際には、十分に注意してください. 特に、「F」と「f」を間違える、既存のマクロコマンドの定義名を書きかえたりすると、システムが起動しなかったり、動作不良を起こします.
複数のマクロコマンドを「|(パイプ)」でつなげることによって、一つのコマンドで連続したコマンド群を設定できます.
初期表示メニュー数では、グループメニューに表示されるコマンドの数を定義します.
<設定例>
@group_name 基準線 3
{
”中心線” m.lcen
”角度線” m.lta
”水平線” m.lh
”垂直線” m.lv
}