環境設定ファイル

 アレンジモードの設定

アレンジモードで主投影図の投影方法の選択、隠線の属性などを設定します.

<ファイル>

インストールフォルダ\config\ja_JP.mscode\profile\プロファイル名\prjconf

 

<書  式>

 prjtyp パラメータ値

主投影図作成コマンド(MPCR)で配置する主投影図の種類を設定します.

各主投影図に与えられたパラメータ値(表1参照)を加算し、prjtypのパラメータ値を変更することによって主投影図の種類を設定できます.ただし、正面図は常に設定されています.

表1.主投影図の種類と対応するパラメータ値

主投影図の種類
パラメータ値
上面図
2
右側面図
4
下面図
8
左側面図
16
背面図
32
ユーザー定義ビュー
64

<設定例>上面図、右側面図の設定を初期値とする場合、上面図+右側面図=2+4=6であるため、

prjtyp  6

 

 hidfnt 線種番号

隠線を表示する際の線種を設定します.

<設定例>線種番号1で隠線を表示する場合

hidfnt  1

 

 hidtyp パラメータ値

隠線処理方法を設定します.

各隠線処理方法に与えられたパラメータ値(表2参照)を変更することによって初期値を設定できます.

表2.隠線処理方法と対応するパラメータ値

隠線処理方法
パラメータ値
隠線処理をしない
0
隠線処理をする
隠線を実線で表示する
1
隠線をhidfntで設定した線種で表示する
2
隠線を表示しない
3

<設定例>隠線を実線で表示する場合

hidtyp  1

 

 siltyp パラメータ値

隠線処理をしない場合、稜線(シルエットライン)を計算するかしないかを設定します.

パラメータ値(表3参照)を変更することによって初期値を設定できます.

表3.稜線計算の有無と対応するパラメータ値

稜線計算の有無
パラメータ値
稜線を計算しない
0
稜線を計算する
1

<設定例>稜線を計算しない場合

siltyp  0

 

 udv_nx X軸座標値
 udv_ny Y軸座標値
 udv_nz Z軸座標値

ユーザー定義ビューの視点ベクトルを設定します.

<設定例>ベクトルを(1.0,1.0,1.0)で設定する場合

udv_nx  1.0
udv_ny  1.0
udv_nz  1.0

 

 udv_dx X軸座標値
 udv_dy Y軸座標値
 udv_dz Z軸座標値

ユーザー定義ビューの縦方向ベクトルを設定します.

<設定例>ベクトルを(0.0,1.0,0.0)で設定する場合

udv_dx  0.0
udv_dy  1.0
udv_dz  0.0