Space-E/Modelerの基本操作

　ワイヤ表示とシェーディング

表示モードでは、点・線分・円・円弧・スプラインなどのワイヤや、ボディ・フェイスの稜線を表示したり、陰影付けしたリアルなシェーディングを表示したりします．

Space-E/Modelerには、次のような種類のワイヤ、シェーディング表示があります．

• ワイヤ・・・・・・・・・稜線とワイヤを表示します．
• 隠線・・・・・・・・・・・可視部分のワイヤを表示します．設定で不可視部分を薄く表示することもできます．
• 隠線シェード・・・・シェーディングと可視部分のワイヤを表示します．設定で不可視部分を薄く表示することもできます．
• シェード・・・・・・・・シェーディングと可視部分のワイヤを表示します．
• シェードのみ・・・・シェーディングを表示します．
• 透明・・・・・・・・・・稜線とワイヤ＋シェーディングを表示します．
• 不透明・・・・・・・・可視部分の稜線とワイヤ＋シェーディングを表示します．
• ポリゴン・・・・・・・ポリゴンを表示します．
• STLワイヤ・・・・・テンポラリアイテムとして呼び出したSTLファイルの形状のワイヤを表示します．
• STLシェード・・・・テンポラリアイテムとして呼び出したSTLファイルの形状のシェーディングを表示します．
• 勾配シェード・・・・稜線とワイヤ＋勾配情報の付いたシェーディングを表示します． 勾配情報の諸基準値(勾配角度、勾配基準軸など)は、〈参照/計測/一括勾配チェック〉で設定されている値と同じです．
• 高さシェード・・・・XY平面に平行な平面を高さ毎に色分けして表示します．高さシェード表示中に作成、編集したアイテムは考慮されません．もう一度高さシェードを指示すると更新されます．
• ゼブラ・・・・・・・・・縞模様で表示します．ゼブラシェーディングの時に透明で表示するか不透明で表示するかは、ゼブラに切り替える前の表示モードに依存します．

表示モードの切り替えはモデルステータスまたは〈表示モード〉で行います．起動時は透明になっています．

　　　

ワイヤ	隠線	隠線シェード
シェード	シェードのみ	透明
不透明	ポリゴン	STLワイヤ
STLシェード	勾配シェード	高さシェード
ゼブラ

　

キーボードを使って表示モードを切り替えることができます．

キー	切り替わる表示モード
「Pause」	ワイヤ⇔シェード（不透明）
「Shift」+「Pause」	ワイヤ⇔シェード（透明）
「Alt」+「Pause」	ワイヤ⇔シェードのみ

通常アイテムのワイヤは設定したクラスで表示されますが、BODY、FACEのみ黒抜きで表示され、シェーディング色が設定したクラスで表示されます．
表示モードをワイヤにした時は、BODYやFACEのワイヤも設定したクラスで表示されます．
ワイヤを黒抜きで表示するかどうかは、〈設定／環境設定／描画〉の[面のエッジを黒抜き表示する]で設定できます．
面を黒抜き表示している時、《形状評価／シェード変更》でシェーディング色を変更することはできません．