数値モデリング

数値モデリングの機能

• ３次元空間にワイヤーフレーム、サーフェイスモデル、ソリッドモデルの作成／編集を行います．ワイヤー／サーフェイスに関する機能は、CUBEのサーフェイスモデリング機能と同じコマンド体系と操作手順です．
• 曲線／曲面の内部表現はNURBSで、不均等な構成点でもガウジが少なくなめらかです．また、解析面(平面、円筒面、球面など)も自由曲面に近似することなく厳密に表現しています．

  

数値モデリングのコマンド

• ３次元曲線の作成と修正
  • 投影曲線、交線、３Ｄ合成、面内曲線他
  • 挿入、連結、端部修正、オフセット他
• 曲面の作成と修正
  • スイープ面、Ｎ角ぼかし面、メッシュ面、フィレット面、ボス勾配面、抜き勾配面他
  • 挿入、延長、分割、面オフセット、端部修正、面トリム他
• 無限平面の作成
• シェルあるいはソリッドの作成と修正
  • スキニング体、平行スイープ体、曲線スイープ体、回転体、コンバイン体他
  • ブロック、円柱、円錐台、球
  • ボス、リブ
  • ブーリアン操作、ソリッド面消去、結合、分解他
  • Ｒ掛け、徐変Ｒ掛け、面取り他
  • 面の勾配付け、肉厚付け、オフセット他

フェイスとボディ

• 数値モデリングでは、フェイスやボディを作成、編集することができます．

  『フェイス』

  単体の面のことで、アイテムタイプとして球面(SPH)、円錐面(CNE)、円筒面(CYL)、平面(PLN)、自由曲面(SUR)の5つがあります．

  

  『ボディ』

  複数のフェイスが接合された形状のことであり、アイテムタイプとしてシェル(SHL)、ソリッド(SLD)があります．

  • シェル…閉じていない面群
  • ソリッド…シェルが過不足なく閉じて立体となった形状

  　



• シェルには、閉じた立体と閉じていない面群が接合された非多様体形状も含まれます．



• フェイスやボディは構成する面の境界に参照エッジを持ちます．モデリング中、このエッジは通常のエッジと同様に操作の対象となりますが、独立して削除したり、編集することはできません（参照エッジ）．



• フェイスのような単体の面の場合、面内線が表示されます．ボディの場合、シェルには縁のエッジのみ表示されますが、ソリッドには表示されません．
• 次のような場合にアイテムタイプの移行が起こります．
• フェイスやボディを構成する面は、《ヒーリング／ソリッド面消去》など、面の位相状態を変更する操作により「ソリッド」⇔「シェル」や「シェル」⇔「フェイス」のアイテムタイプの移行．