3D寸法線の連動について

• 3D寸法線は、3D形状の変更に追従させることができます．
  • 3D寸法線の更新には、〈3D寸法線／3D寸法線更新〉コマンドを使用します．
  • 寸法線は、寸法値も含めて全て再作成されます．
  • 対応しているコマンドは以下の通りです．
    

    3D寸法線コマンド

    長さ寸法線(3D)(3ddm) 点間寸法線(3D)(3dmp) 半径・直径寸法線(3D)(3ddr) 角度寸法線(3D)( 3dda) 面取り寸法線(3D)(3ddmcr) 寸法公差記入(3D)(3dmtt1) はめあい公差記入(3D)(3dmtt2) 寸法文字位置変更(3D)(3dmtpt) 寸法線位置変更(3D)(3dmlpt) 座標寸法線(3D)(3dcval)

    
    
  • 対応している編集コマンドは以下の通りです．
    

    ブーリアン	自動ヒーリング	Ｒ掛け
    結合(和)(UNIO) 切削(差)(DIFF) 切り出し(積)(INTE) 領域で切断(PNCH) 面で切断(CUTOFF) 一部分結合（和）(MGCU) 一部分切削（差）(MGCD) 一部分切り出し（積）(MGCI) 一部分領域で切断(MGCP) 一部分面で切断(MGCC) 選択式(SLCT)	モデル品質チェック(QCHK) 面取り出し(CLFC) インプリント(IMP)	Ｒ掛け(BLEND) 徐変Ｒ掛け(VBL) 面丸め(AEEBL) デザインＲ掛け(AEBL) 位置Ｒ掛け(AVBL) 面取り(CHAMFER) ３接ブレンド(3EBLD) フィレット面再編集(REBL)
    勾配付け	局所変形	移動・複写
    勾配付け(面基準)(TAPER) 勾配付け(稜線基準)(ETAPER) 勾配付け(接線基準)(STAPER)	オフセット(OFFSET) 一括オフセット(OFPC) 面置換(TWEAK) 穴詰め(HLCP) 面削除(REMF) 不要線除去(CLBD) 形状フィーチャ移動(MOVE)	移動(RBP) 回転(RCR) スケール(RSC) 座標系間移動(3DMV) カタログ再移動(CAMA) 工程間部品コピー(SFMV)

  
  
  
• 自動更新可能な寸法線・記号は、連動アイテムとして、連動時に「::連動に成功した寸法線・記号」グループに分類されます．
• 連動アイテムが連動時に対象を見失った場合や寸法線が作成出来ないような形状になった場合、その寸法線・記号は赤くなります．
  この寸法線・記号は、「::連動に失敗した寸法線・記号」グループに分類されます．
• 連動の対象を見失った寸法線・記号は、〈3D寸法線／寸法線連動アイテム編集〉コマンドを使い、再連動させてください．

【制限事項】

• Ver.5.0以前に作成した3D寸法線は連動しません．
• [環境設定]→[図面]→[3D形状の変更に3D寸法線を連動させる]のチェックをオフの状態で3D寸法線を作成しても連動しません．
• [環境設定]→[図面]→[3D形状の変更に3D寸法線を連動させる]のチェックをオフの状態で〈3D寸法線／3D寸法線更新〉コマンドを使用しても連動しません．
• EDGEの増減があった場合、連動に失敗する事があります．
• 寸法線が関連付けられているEDGEが編集された場合、連動に失敗する事があります．
• 点間寸法線(3D)(3dmp)、座標寸法線(3D)(3dcval)は、回転を伴う編集に対応していません．

【操作】

連動に成功する場合

連動に失敗する場合

		10mmオフセット		図面の更新

• 寸法線と関連している３D形状のエッジに「R掛け」を行うと、対象となるエッジが削除されてしまうため、連動に失敗します．

		5mmR掛け		図面の更新