《ブーリアン／領域で切断》

ブーリアン／領域で切断(PNCH)

［説明］

エッジ、セットでボディ、フェイスを切断します．
[残す側を定義する]では、切断領域の残す側を選択します．次のボディまたはフェイスを指示するまでは、選択するごとに状態が入れ替わります．
- [内側]では、切断領域の内側が残ります．
- [外側]では、切断領域の外側が残ります．
- [両方]では、切断領域の両方が残ります．
[直線の切断方向]では、くり抜く断面が直線または３次元形状のセット、スプラインの場合に、切断方向を選択します．
- [Ｚ方向]では、Ｚ軸方向から見たように切断されます．
- [見かけ]では、ビュー方向に向かって切断されます．
くり抜く断面として３次元形状のセットを選択した場合には、[直線の切断方向]で選択した方向へ投影をして、一時的に２次元断面に変換したうえで切断を行います．
[ファジーブーリアン]では、許容誤差内を繋がっているとみなして交線を求められるようにします．
その結果、微小面が作成されるのを防止し、ブーリアンにも成功しやすくなります．誤差を含んでいた部分はトレラントエッジとして形状を作成します．
- [トレランス]では、繋がっているとみなして計算させる許容誤差を設定します．

［制限］

線分や円弧、スプラインなど閉じていない断面で切断する場合は、十分な長さがないと切断できません．
直線以外の、２次元断面のエッジ・セットで切断する場合は、[直線の切断方向]の設定に限らず、２次元断面の法線方向に切断します．
複数のエッジ、セットを囲んで指示する場合に、切断方向から見て閉じていない場合は、内外判定が正しく認識されないことがあります．
切断される側のフェイスを複数指示した場合、クラス情報等の属性は継承されず、カレントで作成されます．
接している部分にファジーブーリアンのトレランスとして与えた値より小さいエッジやフェイスがある場合には、ファジーブーリアンに失敗します．

［操作］

Ｚ軸方向に切断

編集する BODY/FACE を指示してください．または囲んでください　〈1〉
くり抜く断面(EDGE/SET)を指示してください．または囲んでください　〈2〉

[残す側を定義する：外側]
[直線の切断方向：Ｚ方向]

見かけで切断

編集する BODY/FACE を指示してください．または囲んでください　〈1〉
くり抜く断面(EDGE/SET)を指示してください．または囲んでください　〈2〉

[残す側を定義する：外側]
[直線の切断方向：見かけ]

囲んで指示（ボディ、フェイス）

編集する BODY/FACE を指示してください．または囲んでください　〈1〉〈2〉
くり抜く断面(EDGE/SET)を指示してください．または囲んでください．　〈3〉

[残す側を定義する：内側]
[直線の切断方向：見かけ]

囲んで指示（エッジ、セット）

編集する BODY/FACE を指示してください．または囲んでください　〈1〉
くり抜く断面(EDGE/SET)を指示してください．または囲んでください　〈2〉〈3〉

[残す側を定義する：外側]
[直線の切断方向：Z方向]

内側を残す

編集する BODY/FACE を指示してください．または囲んでください　〈1〉
くり抜く断面(EDGE/SET)を指示してください．または囲んでください　〈2〉

[残す側を定義する：内側]
[直線の切断方向：Z方向]

両方を残す

編集する BODY/FACE を指示してください．または囲んでください　〈1〉
くり抜く断面(EDGE/SET)を指示してください．または囲んでください　〈2〉

[残す側を定義する：両方]
[直線の切断方向：Z方向]

3次元形状のセットで切断

	編集する BODY/FACE を指示してください．または囲んでください　〈1〉くり抜く断面(EDGE/SET)を指示してください．または囲んでください　〈2〉

	[残す側を定義する：内側] [直線の切断方向：Z方向]

［オプション］


		[両方] 編集するBODYが断面で切断されます


		[内側]


		[外側]


		[Ｚ方向]


		[見かけ]