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電極設計/電極設計効率化（ECEL）

二次元の領域から３次元の電極モデルおよび加工指示図を作成します

［説明］

• 二次元の領域から３次元の電極モデルおよび加工指示図を作成します．
  • 金型形状、データム、作成領域の順に指定し、電極を作成します．
  • 指定した領域をもとに電極部と電極台が自動で作成されます．
  • 作成された電極部と電極台は、電極グループに登録、電極属性が付加されます．
  • 電極作成時のデータムの選択時に何も選択していない状態で確定すると、カレントデータムが選択されます．
• [グリッドピッチ]では、範囲選択時のグリッドの幅を指定します．
• [基準からの高さ]では、データムからの高さを指定し、電極部の長さとして設定します．
• [オフセット]では、電極部と電極台との幅を指定します．
• [台座の高さ]では、電極台の高さを指定します．
• [電極台の形]では、電極台をブロック1段、ブロック2段、円柱1段、円柱2段から選択します．
  • ブロックの場合、位置出し面の面取りを作成することができます．
    面取りする角は、右上、左上、右下、左下の4方向から選ぶことができます．
    2段の場合、1段目か2段目かを選ぶことができます．
  • 2段目の電極台のパラメータは[二段目]の項目で設定できます．
• [電極台と電極部を結合する]では、コマンド終了時に電極台と電極部を結合するかどうかを指定します．
• [電極基準点]では、電極基準点のZ位置を[電 極台平面点(下)]、[電極台平面点(上)]、[電極最高点]から選択します．加工指示図に付記される内容に反映されます．
  
• [放電加工原点]では、放電加工原点を選択しま す．加工指示図に付記される内容に反映されます．
  • [自動]では、原点のXYは平面図の中心位置、Zはキャビ・コアの最高点に自動設定されます．
    
  • [３D指示]では、３次元上で指示した点が原点となります．
    
  • [２D指示]では、XY平面上の一点を指示します．Zはキャビ・コアの最高点で固定されます．
    
• [加工指示図への転記情報]では、加工指示図へ記 載される情報を設定します．
  • [電極の最大寸法を付記する]では、電極の最大寸法が加工指示図に作成されます．

  
  

• [加工指示図への転記情報]の[コメント]に記述した情報は、図面管理ダイアログの[コメント]欄に反映されます．

［制限］

• 高さを調整する時に電極が半透明になり、マークアップが作成されますが、コマンド終了時には解除されます．

［操作］

電極作成

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電極作成

キャビまたはコアブロックとなるBODY/FACEを指示してください．または囲んでください 〈1〉【確定】 データムを指示してください．確定でカレントデータムを取ります 【確定】 　 　 　 [グリッドピッチ：1] 　 　 　 電極を作成する範囲を指定してください〈2〉〈3〉【確定】 　 　 　 [グリッドピッチ：1] [電極台の形：ブロック1段] [オフセット X方向：5] [オフセット Y方向：5] [台座の高さ ：10] [基準からの高さ：0] 　 　 　 電極の長さを入力してください 【確定】 　 　 　 　 　 　 電極加工指示図を自動作成しますか？　[はい]

［オプション］

• [基準からの高さ]では、データムからの高さを指定し、電極部の長さとして設定します．

[基準からの高さ:0]	[基準からの高さ:10]

• [オフセット]では、電極部と電極台との幅を指定します．

[オフセット X方向:5] [オフセット Y方向:5]	[オフセット X方向:10] [オフセット Y方向:10]

• [台座の高さ]では、電極台の高さを指定します．

[台座の高さ:10]	[台座の高さ:20]

• [電極台の形]では、電極台をブロック1段、ブロック2段、円柱1段、円柱2段から選択します．

[ブロック1段]	[ブロック2段]
[円柱1段]	[円柱2段]




• ブロックの場合、位置出し面の面取りを作成することができます．
  面取りする角は、右上、左上、右下、左下の4方向から選ぶことができます．
  2段の場合、1段目か2段目かを選ぶことができます．

[面取り:左上] [カット量:10]	[面取り:右上] [段数:1段目] [カット量:10]	[面取り:左上] [段数:2段目] [カット量:5]

• [電極基準点]では、電極基準点のZ座標を[電極台平面点(下)]、[電極台平面点(上)]、[電極最高点]から選択します．加工指示図に付記される内容に反映されます．

[電極台平面点(下)]	[電極台平面点(上)]	[電極最高点]

• [放電加工原点]では、放電加工原点を選択しま す．加工指示図に付記される内容に反映されます．
  • [自動]では、原点のXYは平面図の中心位置、Zはキャビ・コアの最高点に自動設定されます．

[放電加工原点：自動]

• [３D指示]では、３次元上で指示した点が原点となります．

[放電加工原点：３D]

• [２D指示]では、XY平面上の一点を指示します．Zはキャビ・コアの最高点で固定されます．

[放電加工原点：２D]

　

• [加工指示図への転記情報]では、加工指示図へ記載 される情報を設定します．

• [電極の最大寸法を付記する]では、電極の最大寸法が加工指示図に作成されます．

[電極の最大寸法を付記する： OFF]	[電極の最大寸法を付記する： ON]