〈ファイル／名前を付けて保存〉

｜説明｜制限｜操作｜オプション｜

ファイル／名前を付けて保存（SAMDP）

新規モデルを保存する

［説明］

作業中のモデルに新しい名称をつけて保存します．以下のファイル形式で保存することができます．

.mdp	Space-E/Modelerの標準モデルファイル
.mdz	Space-E/Modelerの圧縮モデルファイル
.M3	GRADE/CUBE 3Dモデルファイル
.MD	GRADE/ 3Dモデルファイル
.IGES、.IGS	IGESデータファイル
.hsf	Darwinデータファイル
.mdt	Space-E/Modelerのテンプレートファイル
.stl	STLファイル
.xgl	XGLファイル
.sat	ACISファイル
.wrl	VRML2.0ファイル

ブランクモード中に保存すると、保存についての確認パネルが表示されます．
アレンジモード中では"カレントのアレンジだけを保存する"にチェックをすると現在、作業対象中のアレンジデータだけを保存したファイルを作成することが可能です．

［制限］

新規保存するファイル形式の初期値は、.mdpファイルです．〈開く〉で.mdp以外のファイルを呼び出した場合も、保存するファイル形式は、.mdpまたは.IGES、.IGSのいずれかになります．
ファイル名称は、半角で92文字以内です．
プレビューデータを保存する時、Space-E/Modelerの画面上に属性管理パネル等の他のウィンドウがある場合、プレビューデータが正しく保存できないことがあります．
.mdtファイルで保存する場合は、テンプレートファイル用のフォルダ（Space-E/Modelerのインストールドライブ:\HZS\Modeler\config\ja_JP.mscode\template）に保存してください．
.MDおよび.M3ファイルで保存するには、Space-E/DrawおよびSpace-E/Draw-IGESが動作している環境である必要があります．
".MD"および".M3"ファイルで保存する場合、".MD"および".M3"ファイル名称には、入力されたファイル名称の先頭にユーザIDが自動挿入されます．ログインしたユーザ名の先頭の4文字が使用されます．
".MD"および".M3"ファイルで保存するには、保存先のフォルダ名称およびファイル名称は、英数字でなければなりません．保存ファイル名称に英数字以外の文字列を使用していますと、その文字を"_"に置き換えますが、保存先のフォルダ名称およびファイル名称に英数字以外の文字が入力されていると、".MD"および".M3"ファイルでの保存は正常に行えません．
".hsf"ファイルで保存するには、HSF Outputterのライセンスが別途必要です．
".wrl"ファイルで保存すると、色、線種、線幅などの基本属性は保存されません．
"カレントのアレンジだけを保存する"は".mdp"および".mdz"ファイルが対象になります．アレンジモードで保存時のみに表示されます．

［操作］

「名前を付けて保存」ダイアログボックスに、保存するモデルファイル名称を入力し、[保存]を押します．
[ファイルの種類]で、保存するファイル形式を選択します．を指示すると、保存できるファイル形式一覧が表示されます．

[部分保存する]では、指定したアイテムだけを別ファイルに保存することができます．
[部分保存する]を指示し、保存するアイテムを指示し確定すると、左側のボックスにチェックが付きます．チェックが付いている時は部分保存するデータがあることを表します．
チェックをはずすと部分保存は解除されます．
[オプション]では、mdpファイルにコメントを登録します．登録したコメントは、〈開く〉で[イメージのプレビュー]をチェックしている時に表示されます．
[保存する場所]で、モデルファイルを保存するフォルダを指定します．
一度ファイルを保存したフォルダは、[カレントフォルダ]に登録されます．[カレントフォルダ]のを指示して、フォルダを変更することもできます．
[表示データ（ワイヤー）を保存する]では、モデルのワイヤー部分の表示データを保存するかどうかを選択します．
[表示データ（ファセット）を保存する]では、モデルのフェイスやボディのシェーディングデータを保存するかどうかを選択します．
[バイナリー形式で保存する]では、モデルをバイナリーで保存するかどうかを選択します．
[プレビューデータを保存する]では、保存時のイメージデータを保存するかどうかを選択します．プレビューデータを保存した .mdpファイルは、〈開く〉のイメージプレビューの画面に保存時のイメージを確認することができます．
表示されるプレビューデータには部分色が反映されます．
[トリム履歴を保存する]では、サーフェイスのトリム履歴の情報を保存するかどうかを選択します．
[バックアップファイルを作成する]では、バックアップファイル(.mdp、.muz)を作成するかどうかを選択します．
[下層フィーチャを保存する]では、Moldのモデルファイルに下層フィーチャを保存するかどうかを選択します．

既に存在するモデル名称を入力すると、メッセージが表示されます．【別名指示】を選択して違う名称で保存するか、【はい】を選択して、上書きして保存します．

モデルが保存されると、メッセージが表示されます．

【OK】を選択すると、モデルが保存されます．

.mdpファイル以外のファイル形式を指定して保存した場合は、指定した形式のファイルが保存されたメッセージが表示されます．

部分保存

保存するアイテムを囲んでください．　〈1〉【確定】

ブランクモード中に保存した時

ブランクモード中に保存すると、保存状態を確認するパネルが表示される前に、現在の作業モードがブランクモードであることの確認パネルが表示されます．

保存するアイテムを囲んでください．　〈1〉【確定】