｜説明｜制限｜操作｜オプション｜

参照／計測／面連結チェック（FCNCT）

隣り合う曲面どうしの隙間を計測する

［説明］

• 隙間の大きい個所や面落ち、トリム忘れの曲面、重なり合った曲面どうしをチェックすることができます．
• [許容誤差]では、隣り合う曲面と曲面の隙間の許容値を設定します．この許容値を越える境界には隙間の大きさを数値（黄色）で表示します．
• [サンプリング]では、計算ピッチ(mm)を設定します．ここで設定されたピッチでエッジ上の折れを検索します．計算ピッチを小さくすれば、折れ角部の検索速度は遅くなりますが、精度が向上します．
• [トレース幅]で指定した範囲に隣りの面が存在しない場合に、その境界を緑色で強調表示します．
• [検索結果]では、チェック結果(エッジ)をコマンド終了後に消すか残すかを指定します．
  • [消す]では、コマンド終了後にチェック結果(エッジ)を削除します．
  • [残す]では、コマンド終了後にチェック結果(エッジ)を残します．
• 最大誤差量がメッセージエリアに表示されます．
• チェック結果は以下のように評価することができます．
  
  

チェック結果	隙間	評価
なし	0 < 隙間 < [許容誤差]	隣の面との隙間は適正
隙間数値表示(黄色）	[許容誤差] < 隙間 < [トレース幅]	隣の面との間に微小な隙間や重なりがある
境界強調表示(緑色）	[トレース幅] < 隙間 < ∞	隣に面が無い、面の張り忘れの可能性がある

［制限］

［操作］

FACE指示

FACE指示

	FACE を指示.または囲んでください ．　〈1〉
	[許容誤差：0.0001] [サンプリング：0.1] [トレース幅：1] [検索結果：消す]

［オプション］

• [許容誤差]では、隣り合う曲面と曲面の隙間の許容値を設定します．この許容値を越える境界には隙間の大きさを数値（黄色）で表示します．
  
  

• [トレース幅]で指定した範囲に隣りの面が存在しない場合に、その境界を緑色で強調表示します．
  
  

• [検索結果]では、チェック結果(エッジ)をコマンド終了後に消すか残すかを指定します．
  • [消す]では、コマンド終了後にチェック結果(エッジ)を削除します．
  • [残す]では、コマンド終了後にチェック結果(エッジ)を残します．
  
  

  [消す] コマンドを終了すると、チェック結果の表示は消えます．	[残す] 境界に曲線が作成されます．