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設定／環境設定・選択（ENV）

アイテム指示操作に関する設定を行う

［説明］

• [カーソルサイズ]では、カーソルサイズを4つのうちから選択します．
• [オート候補点]では、オートでスナップする際に認識する要素を設定します．
• [プリセレクトを有効にする]では、アイテムを選択する際にプリセレクト機能を使用するかを選択します．プリセレクトを有効にすると、アイテムにカーソルを合わせるだけで指示するアイテムの候補を確認できます．プリセレクトを有効にしない場合は、アイテムを指示した後にアイテムの候補選択を促されます．
  • [ハイライト色]では、アイテムをプリセレクトした際にハイライトする色を設定します．色の部分をクリックすると「色の設定パネル」が表示されるので、ここで変更する色を設定します．
  • [単位時間内のイベント検出回数]では、１秒間にプリセレクトのイベントを検出する回数を設定します．
  • [要素の情報を表示する]では、カーソルを合わせたアイテムの情報（FACE、EDGEなど）を表示するかどうかを選択します．
  • [アイドル時に図形情報を参照する]では、コマンドを起動していない時、ＣＴＲＬキーを押しながらアイテムにカーソルを合わせた時に、そのアイテムの情報を表示するかどうかを選択します．
    表示対象のアイテムと表示する内容は以下になります．
  • 点　　　　　→　座標値
  • 線分　　　　→　線分長さ
  • 円・円弧　　→　半径、始終角度
  • 球面　　　　→　半径
  • トーラス面　→　長軸半径、短軸半径
  • 円筒面　　　→　半径、勾配角度
  • 平面　　　　→　勾配角度、平面高さ
    平面高さは平面法線がZ軸が一致したものだけ表示します．
    一致の判定は〈設定／環境設定〉の[描画2]タブにある[高さシェード：平行度の交差]の設定に従います．
  • 円錐面　　　→　勾配角度
  • 点群要素　　→　頂点数、指示座標値
  • ＳＴＬ要素　→　面数、頂点数、指示座標値
• [最前面ピックを有効にする]では、アイテムを指示する際にボディもしくはフェイスの面上を指示した時、最も手前にあるアイテムを取得するかを設定します．
• [次候補選択を有効にする]では、アイテムを指示する際にカーソル内に複数のアイテムがある場合、カーソルの中心に近いアイテムを認識するか、カーソル内に含まれるアイテムを次候補表示で選択するかを設定します．
  • [次候補対象]は、[次候補選択を有効にする]をonにしている場合に設定できます．
    • [カーソル内]では、マウスの左ボタン(プリセレクトが有効の場合はスペースキー)を押す毎に、カーソル内に含まれるアイテムの次候補表示に切り替わります．
    • [同距離]では、見た目で重なっている（同一ピクセル上にアイテムがある）場合に次候補選択になります．見た目がずれている場合には、カーソルの中心に近いアイテムが認識されます．
• [囲み指示包括条件]では、アイテムを囲んで指示する場合のアイテムの認識方法を設定します．
  • [一部を囲む]では、囲んで指示した際に、アイテムが一部でも含まれていると処理の対象となります．
  • [全体を囲む]では、囲んで指示した際に、アイテムが完全に含まれていないと処理の対象になりません．
  • [左から一部を囲む]では、左から右へアイテムを囲んだ場合は、囲んだ領域に一部でも含まれるアイテムが処理の対象となります（[一部を囲む]と同等）．右から左へアイテムを囲んだ場合は、囲んだ領域に完全に含まれるアイテムが処理の対象となります（[全体を囲む]と同等）．
  • [右から一部を囲む]では、左から右へアイテムを囲んだ場合は、囲んだ領域に完全に含まれるアイテムが処理の対象となります（[全体を囲む]と同等）．右から左へアイテムを囲んだ場合は、囲んだ領域に一部でも含まれるアイテムが処理の対象となります（[一部を囲む]と同等）．
• [右ボタンの操作]では、右ボタンの操作を2つのうちから選択します．
  • [ショートカットメニュー]では、モデリングエリア上でマウスの右ボタンをクリックすると、ショートカットメニューが表示されます．表示されるメニューの内容は、コマンド入力待ちとコマンドが起動中とでは異なります．
  • [最後のコマンドを繰り返す]では、モデリングエリア上でマウスの右ボタンをクリックすると、最後に実行したコマンドを繰り返します．この場合、Ctrlキーを押しながらマウスの右ボタンをクリックすると、ショートカットメニューを表示できます．

［制限］

［操作］

• 設定後、[OK]で作業に反映されます.

［オプション］

• [次候補選択を有効にする]では、アイテムを指示する際にカーソル内に複数のアイテムがある場合、カーソルの中心に近いアイテムを認識するか、カーソル内に含まれるアイテムを次候補表示で選択するかを設定します．
• [次候補対象]は、[次候補選択を有効にする]がonの場合に設定できます．
  • [カーソル内]では、マウスの左ボタンを押す毎に、カーソル内に含まれるアイテムの次候補表示に切り替わります．
  • [同距離]では、見た目で重なっている（同一ピクセル上にアイテムがある）場合に次候補選択になります．見た目がずれている場合には、カーソルの中心に近いアイテムが認識されます．
    
    

    [次候補選択を有効にする]		[次候補選択を有効にする：off]

    		[次候補選択を有効にする：on] [次候補対象：カーソル内]

    		[次候補選択を有効にする：on] [次候補対象：同距離] アイテムどうしに隙間がある場合でも、見た目で重なっている時には次候補選択の対象になります．	[次候補選択を有効にする：on] [次候補対象：同距離] カーソルの中心に近いアイテムが認識されます．

• [囲み指示包括条件]では、アイテムを囲んで指示する場合のアイテムの認識方法を設定します．
  • [一部を囲む]では、囲んで指示した際に、アイテムが一部でも含まれていると処理の対象となります．
  • [全体を囲む]では、囲んで指示した際に、アイテムが完全に含まれていないと処理の対象になりません．
  • [左から一部を囲む]では、左から右へアイテムを囲んだ場合は、囲んだ領域に一部でも含まれるアイテムが処理の対象となります（[一部を囲む]と同等）．右から左へアイテムを囲んだ場合は、囲んだ領域に完全に含まれるアイテムが処理の対象となります（[全体を囲む]と同等）．
  • [右から一部を囲む]では、左から右へアイテムを囲んだ場合は、囲んだ領域に完全に含まれるアイテムが処理の対象となります（[全体を囲む]と同等）．右から左へアイテムを囲んだ場合は、囲んだ領域に一部でも含まれるアイテムが処理の対象となります（[一部を囲む]と同等）．
  
  

  左から右へ囲む場合		[囲み指示包括条件： 一部を囲む]	[囲み指示包括条件： 全体を囲む]
  		[囲み指示包括条件： 左から一部を囲む] （[一部を囲む]と同等）	[囲み指示包括条件： 右から一部を囲む] （[全体を囲む]と同等）

  
  

  右から左へ囲む場合		[囲み指示包括条件： 一部を囲む]	[囲み指示包括条件： 全体を囲む]
  		[囲み指示包括条件： 左から一部を囲む] （[全体を囲む]と同等）	[囲み指示包括条件： 右から一部を囲む] （[一部を囲む]と同等）