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説明
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制限
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操作
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オプション
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プレス工程設計/成型品表裏分割(FBDV)
成型品を表面、裏面、側面に分類する
[注意]
本コマンドは、Space-E/PressLayoutのコマンドです.
ご利用には、Space-E/PressLayoutのライセンスが必要です.
[説明]
指示されたBODY、FACE群を表面、裏面、側面に分類します.
曲面と曲面が接連続で無い境界線で分割し、表面積の大きい曲面群を表面と裏面に分類し、それ以外を側面に分類します.
また、カレントデータムのZ方向を向いている曲面群を表面、−Z方向を向いている曲面群を裏面に分類します.
[表面]では、表面に分類されたFACEをグループ化するか、指定クラスに振り分けるかを設定します.
クラスは[新クラス]、[カレントクラス]、[入力]より指定できます.
[入力]を選択した場合は、クラス番号を入力します.グループ名は、[表面_0001]、[表面_0002]....となります.
[裏面]では、裏面に分類されたFACEをグループ化するか、指定クラスに振り分けるかを設定します.
クラスは[新クラス]、[カレントクラス]、[入力]より指定できます.
[入力]を選択した場合は、クラス番号を入力します.グループ名は、[裏面_0001]、[裏面_0002]....となります.
[側面]では、側面に分類されたFACEをグループ化するか、指定クラスに振り分けるかを設定します.
クラスは[新クラス]、[カレントクラス]、[入力]より指定できます.
[入力]を選択した場合は、クラス番号を入力します.グループ名は、[側面_0001]、[側面_0002]....となります.
[
許容誤差角度
]では、隣り合う曲面と曲面の折れ角の許容値を設定します.設定値より大きい折れ角度の境界で分割します.
[
穴埋めする
]では、表面、裏面の曲面群の穴を埋めるかどうかを設定します.
[OK]では、分割処理を実行します.
[キャンセル]では、分割せずにコマンドを終了します.
[制限]
表面または裏面に[許容誤差角度]の折れがある場合は、正しく分類できません.
表面または裏面の表面積が小さい場合は、正しく分類できません.
[穴埋めする]がONの場合、表面、裏面毎に各境界ループをZ方向から見たBOX領域判定で穴境界、外郭境界判定します.
穴境界のBOX領域が、外郭境界のBOX領域の外側にある場合、交差している場合は、穴埋めできません.
カレントデータムを適切な方向に設定しておくことで、穴埋めできるようになります.
穴埋めできない
[操作]
成型品分割
成型品分割
分割するFACE/BODYを指示してください.または囲んでください〈1〉〈2〉【確定】
[表面:新クラス]
[裏面:新クラス]
[側面:新クラス]
[許容誤差角度:3]
[穴埋めする:ON]
[元の形状:消す]
[オプション]
[許容誤差角度]では、隣り合う曲面と曲面の折れ角の許容値を設定します.設定値より大きい折れ角度の境界で分割します.
[許容誤差角度:9]
[許容誤差角度:11]
[穴埋めする]では、表面、裏面の曲面群の穴を埋めるかどうかを設定します.
[穴埋めする:ON]
[穴埋めする:OFF]