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プレス工程設計／トリム展開(コンディション表示)(TCND)

トリム展開形状のコンディションを表示する

[注意]	本コマンドは、Space-E/BLANKのオプションコマンドです． ご利用には、Space-E/BLANKとSpace-E/TRIMのライセンスが必要です．

［説明］

• 〈プレス工程設計／トリム展開〉で作成したトリム展開線のコンディション表示を行います．
  • コンディションの解析結果が保存されているトリム展開のグループを指示した場合は、それを復元します．
  • コンディションの解析結果が保存されていないトリム展開のグループを指示した場合は、
    トリム先の面群を指示し、コンディションを解析して表示します．
• プレス方向（ガイドシンボルのZ軸方向）と、トリム箇所の面法線方向との角度でコンディションを決定します．
• [隙間誤差]では、トリム展開線と曲面との隙間誤差を定義します．指定した値以上離れている箇所は灰色で表示されます．
• [解析ピッチ]では、コンディションを解析するピッチを指定します．
• [モード]では、表示のモードを指定します．
  • [分布]では、最小・最大間のコンディションを数段階に色分けして表示します．
  • [検索]では、指定したコンディションの場所を検索し、
    指示したコンディションの所は緑色、指示バック量以上の所は黄色．指示バック量以下の所は赤色で表示されます．
• [分布]では、コンディションの色分けを設定します．[モード]で[分布]を指定した場合に有効です．
  [最小]より小さい、または[最大]より大きい所は灰色で表示されます．
• [検索]では、検索したいコンディションを設定します．[モード]で[検索]を指定した場合に有効です．
• [プレス方向設定]では、プレス方向の設定を行うことができます．
  • [方位角]では、プレス方向（ガイドシンボルのZ軸方向）がカレントデータムのX軸となす角度を指定します．角度は時計まわりです．
  • [仰角]では、プレス方向（ガイドシンボルのZ軸方向）がカレントデータムのX−Y平面となす角度を指定します．
  • [X軸回転][Y軸回転][Z軸回転]では、各軸を回転軸として回転する角度を入力します．[実行]で入力された値で回転し、[クリア]で入力された値が0にリセットされます．
• [基準軸作成]では、プレス方向の各軸上に基準線を作成します．モデルの大きさを考慮した適当な長さの破線で作成されます．
• [解析結果を保存する]では、解析した結果を保存するかどうかを指定します．

［制限］

［操作］

コンディション表示(保存データ読込)

コンディション表示(面を指示して解析)

コンディション表示(保存データ読込)

展開線グループを指示してください〈1〉 確認してください【Y軸回転45】【実行】 確認してください【基準線作成】確認してください【確定】

コンディション表示(面を指示して解析)

展開線グループを指示してください〈1〉 展開先の面を指示してください〈2〉〈3〉【確定】】

［オプション］

• [隙間誤差]では、トリム展開線と曲面との隙間誤差を定義します．指定した値以上離れている箇所は灰色で表示されます．

  		[隙間誤差:0.01]	[隙間誤差:0.1]

• [解析ピッチ]では、コンディションを解析するピッチを指定します．

  		[解析ピッチ:10]	[解析ピッチ:1]

• [モード]では、表示のモードを指定します．
  • [分布]では、最小・最大間のコンディションを数段階に色分けして表示します．
  • [検索]では、指定したコンディションの場所を検索し、
    指示したコンディションの所は緑色、指示バック量以上の所は黄色．指示バック量以下の所は赤色で表示されます．

    		[モード：分布]	[モード：検索]

• [プレス方向設定]では、プレス方向の設定を行うことができます．
  • [方位角]では、プレス方向（ガイドシンボルのZ軸方向）がカレントデータムのX軸となす角度を指定します．角度は時計まわりです．
  • [仰角]では、プレス方向（ガイドシンボルのZ軸方向）がカレントデータムのX−Y平面となす角度を指定します．
  • [X軸回転][Y軸回転][Z軸回転]では、各軸を回転軸として回転する角度を入力します．
    [実行]で入力された値で回転し、[クリア]で入力された値が0にリセットされます．

    		[Y軸回転：45]