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説明
|制限|
操作
|オプション|
3D記号/溶接記号(3D)(3DWELD)
溶接記号を作成する
[説明]
アイテム上の点を指示して、溶接記号を作成します.
溶接記号は、参照面と同じ方向ベクトルで配置位置を通る仮想平面上に作成されます.
引出し位置の指示で、1点目と2点目のY座標値が一定量以上異なる場合は3点目を入力し、折れ曲がりを加えることができます.
引出し位置の最後の指示点を1つ前の指示点より上側(Y座標が大きい値)に設定すると、溶接記号は上側に作成されます.
逆に、下側に設定すると、溶接記号は下側に作成されます.
ただし「並列溶接」、「千鳥溶接」、「等千鳥溶接」、「H形」、「スポット」、「シーム」、「両面I形」、「両面J形」、「K形」、「フレアK形」、「X形」、「フレアX形」、「文字列」は対象外です.
矢印タイプと矢印サイズは
寸法線パラメータ
を参照します.
コマンドを実行すると以下のダイアログが表示されますので種類を選択します.
[参照]では、既存の溶接記号を指示して、種類、文字列、現場、全周溶接記号の情報をダイアログに取り込むことができます.
溶接記号の種類を選択すると以下のダイアログが表示されます.
溶接記号の種類に応じて項目が表示されます.
"C(D)-E" のように、入力文字列を組み立てますが、作成できるのは40文字までです.
[現場、全周溶接記号]では、溶接記号に現場、全周溶接記号を付加するかどうかを設定します.
[尾の付加]では、溶接記号に尾を付加するかどうかを設定します.[1段目文字列]あるいは[2段目文字列]を入力すれば尾を作成します.(最大40文字)
[サイズ]では、溶接記号のサイズ、現場・全周溶接記号のサイズ、文字高さ、文字の縦横比を設定します.
現場・全周溶接記号サイズは、現場・全周溶接記号および基線のサイズを設定します.
[属性]では、溶接記号のクラスや文字のクラス、色を設定します.
[文字列参照]では、同じ種類の既存溶接記号を指示して、文字列情報をダイアログに取り込むことができます.
ダイアログの設定内容はコマンド実行中のみ有効です.
[登録]すれば現在のダイアログ設定値の「サイズ」、「属性」が初期値として登録されます.
作成した溶接記号は、《補助機能/スーパーエディット》で編集できます.
「I型」、「両面I型」の場合、「ルート間隔」の文字列は記号内に配置しますが、記号内に収まらない場合は記号の上に配置します.
[OK]ボタンを押すと、以下のオプションメニューが表示されます.
[参照面設定]では、溶接記号を作成する参照面の方向ベクトルを設定します.
既存の寸法線あるいは記号を指示して同じ方向ベクトルに設定する方法と自由点指示で現在のビュー方向に設定する方法があります.
[制限]
[操作]
現在のビュー方向を参照面として、並列溶接記号を作成する
現在のビュー方向を参照面として、並列溶接記号を作成する
ダイアログボックスの中の、並列溶接記号を選択すると下記ダイアログが現れます.
[参照面設定]
参照するMRKまたはDIMを指示してください.(自由点=ビュー参照) 〈1〉
配置位置を指示してください. 〈2〉
引出し位置を指示してください. 〈3〉〈4〉
[溶接長さ:50]
[溶接個数:3]
[ピッチ:150]
[引出し線角度:60度]