第2ワークからフィーチャを外す

説明
ブーリアン フィーチャの第２ワーク処理対象となっているフィーチャを取り除くコマンドです。
パーツツリー上で、第２ワークのフィーチャのうち取り除きたいフィーチャ上で右クリックをし、コンテキストメニューからコマンドを実行します。
配置したユーザ部品に含まれているフィーチャに対してはコマンドを実行できません。
操作方法
１．取り除くフィーチャ上で右クリックをし、コマンドを実行します。
２．フィーチャが取り除かれます。
注意事項
フィーチャ形状の各エッジやフェイスにはそれぞれ固有のIDが割り振られています。ブレンドや勾配付けなどの手続きフィーチャはそのIDを記憶して形状変更を行います。 そのためこのコマンドを実行することによって、ブレンドや勾配付けの対象となるIDを持つエッジやフェイスが失われ、見つけられなくなってしまい、フィーチャの再計算に失敗する場合があります。 現在は、ブレンドや勾配付けの対象となるエッジやフェイスを再指定することができないため、計算に失敗した場合に修正する方法がありませんので、ご注意ください。
ブレンドや勾配付けの対象となっているエッジやフェイスが、どのフィーチャ由来の要素なのかをもとに、その由来となるフィーチャを取り除かないようにすると再計算に失敗する可能性を低くすることができます。上の例では、ブレンドの処理対象になっているエッジはフィーチャを取り除いてもなくなることがないので再計算を正しく行うことができます。
ブーリアン演算のみで形状を定義しているような場合は、フィーチャを置き換えても問題が起こることはほとんどありません。ただし、置き換え後の再計算の結果、形状が残らないような場合はエラーとなります。