補助機能/5Axis

接続…5軸回避

複数の経路を連結します。
本ページは、接続機能で、5軸経路を経路編集する場合の説明ページです。
5軸経路を接続する場合、こちらのタブを参照します。
3軸の経路同士を接続する場合、このタブは灰色表示となり、参照しません。

画面上をマウスでクリックすると、各パラメータを説明します。

機能

回避

オプション

制限項目

回避タイプ

編集を行う回避部分における回避のタイプを設定します。ここで設定できるパラメータは以下の通りです。
す。

編集を行う回避部分における回避のタイプを設定します。ここで設定できるパラメータは以下の通りです。

(1)指定方向への回避

回避を行う方向をXYZの座標方向で設定します。

回避高さ(Abs)

回避を行う際に移動する高さ(距離)を指定します。この値はAbs値でのみ設定できます。

回避方向

回避を行う方向を設定できます。選択できる方向は以下の通りです。

X方向:絶対座標のX軸方向に回避高さまで回避します。

Y方向:絶対座標のY軸方向に回避高さまで回避します。

Z方向:絶対座標のZ軸方向に回避高さまで回避します。

指定方向:IJKで指定されたベクトル方向に回避高さまで回避します。

指定方向(I,J,K)

回避方向にて「指定方向」が選択された際の回避方向をIJKベクトルで設定します。

(2)軸を中心とした回避

指定された軸を中心とした一定距離の位置まで移動する形での回避を設定できます。

 

( 太線部分が回避動作 )
(基準軸は紙面の表から裏に向かう方向)
[軸を中心とした回避]

 

回避位置半径

指定された軸から回避を行う位置までの距離を設定します。この値はAbs値でのみ設定できます。

回避方向

回避方向の基準となる軸を指定します。選択できる方向は以下の通りです。

X方向:X軸に平行な軸を中心として回避を行います。

Y方向:Y軸に平行な軸を中心として回避を行います。

Z方向:Z軸に平行な軸を中心として回避を行います。

指定方向:IJKで指定されたベクトル方向で指定された軸を中心として回避を行います。

指定方向(I,J,K)

回避方向にて「指定方向」が選択された際の基準軸の方向をIJKベクトルで設定します。

参照点

基準軸の位置を設定します。回避の基準となる軸は『回避方向』で指定された軸方向でこの点を通るような位置に設定されます。

(3)指定点を中心とした回避

指定された点を中心として、一定距離の位置まで移動する形での回避を設定できます。

   


(太線部分が回避動作)

 

回避位置半径

指定された点から回避を行う位置までの距離を設定します。この値はAbs値でのみ設定できます。

参照点

回避の基準となる点を設定します。

回避距離

切削部分へのエアカットと退避距離の設定を行います。これらの動きはアプローチもしくはリトラクトの対象となる切削部での工具軸方向に行われます。

 

軸方向エアカット

5軸経路におけるアプローチ時エアカットの長さを設定します。この値はIncでのみ設定できます。

軸方向退避距離

アプローチ時、リトラクト時に軸方向に行う退避動作の距離を指定します。また、リトラクト時の退避距離は、この値に軸方向エアカットを加えた距離になります。