運用について

工程コードファイル

スパイラル加工2

スパイラル加工2
CGSPL01

 

経路例


左回り

項目名
変数名
初期値
穴径 CDIA
切削開始高さ CSHEIGHT
Zピッチ CZSTEP
突き出し量 CZOVRCUT
トレランス CZTOL 0.1
右回り(1:ON) CCLOCK
ヘリカル補間出力(1:ON) COUTHEL

スパイラル加工2は、スパイラル加工と同じく、穴径を直径、加工深さを高さとする円筒の内側をらせん状に輪郭加工する経路を作成します。

【経路】

  • スパイラル加工と同じ経路を作成します。
    ただし、穴原点は通らず、直接、穴の外周に下ります。

【トレランス】

  • らせん状に下りて行く経路は線分になります。トレランスは、円弧を線分近似するときの許容値です。
  • トレランスの値を小さくすると、円弧がより細かい線分で近似されます。ただし、経路をNCデータに変換したとき、NCデータの量が増えます。

【右回り】

  • 右回りが「0」の場合、左回りの経路が作成されます。
    右回りが「1」の場合、右回りの経路が作成されます。

【ヘリカル補間出力】

  • ヘリカル補間出力が「0」の場合、らせん部分の軌跡を線分で近似したNCデータを出力します。
  • ヘリカル補間出力が「1」の場合、らせん部分の軌跡をヘリカル補間したNCデータを出力します。
  • ヘリカル補間したNCデータを出力するためには、「穴あけヘリカル補間ユーティリティ」を参照ください。