運用について

工程コードファイル

ねじ切り加工

ねじ切り加工
CGSPL10

 

経路例


左回り


右回り


穴径で作成


円弧アプローチ付き(穴径で作成)

項目名
変数名
初期値
穴径 CDIA
切削開始高さ CSHEIGHT
Zピッチ CZSTEP
突き出し量 CZOVRCUT
トレランス CZTOL 0.1
右回り(1:ON) CCLOCK
円弧アプローチの円弧半径 CAPARCRD
円弧アプローチの円弧角度 CAPARCAG 0(度)
径補正(1:ON) CDCOMP
穴径で作成(1:ON) CPMODE
ヘリカル補間出力(1:ON) COUTHEL

ねじ切り加工は、スパイラル加工と同じく円筒の内側をらせん状に輪郭加工する経路を作成します。ただし、経路が「加工深さ+突き出し量」分下がった高さに達したとき、スパイラル加工のように、円を周回せずに穴原点に戻ります。

【右回り】

  • 右回りが「0」の場合、左回りの経路が作成されます。
    右回りが「1」の場合、右回りの経路が作成されます。

【円弧アプローチ】

  • 円弧アプローチの円弧半径、円弧角度が0でない場合、切削開始部に円弧アプローチが追加されます。
    ただし、円弧半径が穴径/2以上の場合、円弧アプロー チは追加されません。

【径補正】

  • 径補正が「0」の場合、径補正コードは追加されません。
    径補正が「1」の場合、G42(工具進行方向に対して右側に補正)の補正コードが追加されます。
    径補正が「−1」の場合、G41(工具進行方向に対して左側に補正)の補正コードが追加されます。
    ただし、径補正コードの追加は、円弧アプローチが正しく 追加された場合に限ります。

【穴径で作成】(左図)

  • 穴径で作成が「0」の場合、工具中心の経路が作成されます。
    穴径で作成が「1」の場合、穴径の円周を軌跡とする経路 が作成されます。

【ヘリカル補間出力】

  • ヘリカル補間出力が「0」の場合、らせん部分の軌跡を線分で近似したNCデータを出力します。
  • ヘリカル補間出力が「1」の場合、らせん部分の軌跡をヘリカル補間したNCデータを出力します。
  • ヘリカル補間したNCデータを出力するためには、「穴あけヘリカル補間ユーティリティ」を参照ください。