基本操作
メニューバー

ファイル

編集した経路の保存、システムの終了など、ファイルに関するメニューです。

開く

既存の経路を開きます。
[ファイル]−[開く]を選択すると、ファイルを指定するダイアログボックスが表示されます。
表示できる形式はSpace-E/CAMで作成した経路ファイル(.hzs)、加工境界ファイル(.xbf)、加工形状ファイル(.fx)、NCデータファイル(.nt)、STLファイル(.stl)、SATファイル(.sat)、素材ファイル(.dmf)、3.5軸素材(.dme)、加工工程設計ファイル(.pdd)です。
尚、SATファイル(.sat)は加工形状ファイル(.fx)に変換して表示します。

ファイル内容

ファイル
拡張子
表示情報
工具情報
加工工程設計
.pdd
経路、モデル、加工範囲、ワーク
刃先、シャンク、ホルダ
経路
.hzs
経路
(※ワークは、切削経路のMinMaxを考慮して自動的に設定されます。)
刃先のみ
NCデータ
.nt
経路
なし
加工範囲
.xbf
加工範囲(※Z範囲の使用/未使用、Z最大、Z最小の設定は無視)
なし

また、エクスプローラからドラッグ&ドロップで経路を表示することもできます。このときのファイル内容は、[ファイル]−[開く]からファイルを開いたときと同様です。

その他の方法として、「加工工程設計」「インターラクティブ」「SolidCAM」から経路を表示することができます。

メインモデルデータを閉じる

現在表示されているモデルデータを閉じ、メモリから開放します。
モデルの表示ボタンを押すと、再度読み込み表示します。

上書き保存

経路に加えられた変更を保存します。
編集中の経路は、[上書き保存]によって、アプローチ、リトラクト、回避の経路が付加されます。
履歴は保存時にクリアされます。

名前をつけて保存

経路のコピーを作成し、ファイル名と保存先を指定して保存します。
編集中の経路は、[名前をつけて保存]によって、アプローチ、リトラクト、回避の経路が付加されます。
履歴はクリアされません。

ビットマップ ファイル保存

現在表示されている内容をビットマップファイル(.bmp)として保存します。

STLファイルとして保存

現在表示されているワーク形状、加工形状ファイルをSTLファイルとして保存します。保存形式には、テキストとバイナリがあります。
シミュレーションモード中には、3.5軸素材(DME)を保存できます。また、スナップモード中には3軸素材(DMF)を保存できます。

STLファイルの名称は以下のようになります。
メインモデル:指定文字.stl
サブモデル :指定文字_番号_サブモデル名称.stl
 (例 aaa.stl、aaa_01_サブモデル1.stl、aaa_02_サブモデル2.stl)

インポート

経路インポート:
経路データやNCデータ(.hzs, .nt, .nc)をインポートします。
インポート時にパネルが表示されます。経路データをインポートする場合は、加工原点、回避、送り速度を変更できます。NCデータをインポートする場合は、加工原点、工具情報、トレランス、残り代を設定して経路化できます。

<経路データをインポートする時のパネル>
<NCデータをインポートする時のパネル>

環境設定

経路エディタの動作環境を設定します。

取り消し回数:

[編集]−[元に戻す]で操作を取り消せる回数を1〜100までの数値で入力します。
経路エディタを再起動すると適用されます。
大きい値を設定すると、より多くのメモリを必要とします。初期値は1です。

経路エディタを複数起動しない:

経路エディタを複数起動する、しないを選択します。
チェックを入れた場合、同じ作業の経路は全て同じ経路エディタで表示します。
違う作業の経路の場合は、別ウィンドウで表示します。

起動時に全ての経路を読み込む:

加工工程設計のツールから加工シミュレーションを起動したときに、全ての経路を読み込むかどうかを指定します。
チェックがオフの場合、一つ目の経路のみ表示状態となりますが、チェックを入れると全ての経路が表示状態となります。

印刷

経路を印刷します。

印刷プレビュー

印刷の状態をプレビューします。

アプリケーションの終了

経路エディタを終了します。
経路が保存されていない状態で終了しようとすると、ファイルを保存するかどうかを確認するダイアログボックスが表示されます。