機能パラメータ
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走査線荒取り…回避 |
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走査線荒取りの経路を作成します。
画面上をマウスでクリックすると、各パラメータを説明します。
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回避タイプ
モデルに干渉しないよう、回避を最適化するかどうかを選択します。
通常回避高さ:
通常の回避を行います。最適回避高さ:
回避最適化を行い、無駄な高さの回避をなくします。回避最短ルート:
回避移動をG01による曲線的な高速送りでの移動に変更します。移動形状はシステムが自動で作成します。回避高さ
回避高さを入力します。
回避高さを直接指示する場合は、Digを指示します。
IncとAbsは指示する毎に切替わります。
Inc(相対座標)では相対値の長さ、Abs(絶対座標)ではZ=0からの高さを入力します。安全距離
通常回避高さ以外を選択した場合に設定します。
回避投影後に求まった回避高さに足す値を設定します。
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回避最適化の高さ算出を以下の2種類から選択します。
調整を直線補間で行う:
軌跡通りの移動情報で回避抑制を行います。
調整を非直線補間で行う:
どのように移動しても干渉しないように、軌跡を包含する矩形内のすべての高さを考慮して回避抑制を行います。
注意) 「非直線補間」において、回避移動の間に長いファセット形状が存在すると、ファセットの高い側まで回避することがあります。
<直線補間>
モデルと同じ低い位置を移動するので、非直線補間で運用している工作機械では干渉が発生する。 <非直線補間>
軌跡の矩形内をどのように移動されても干渉しないように高さを考慮して回避抑制を行います。
回避タイプ:
回避モードの設定は以下の3種類から選択します。未設定:
エアカットは付きません。エアカットのみ:
エアカットが付きます。エアカット+サブエアカット:
エアカットとサブエアカットが付きます。
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エアカット高さ:
工具が下りるときのエアカットの長さまたは高さを入力します。
Inc(相対座標)では相対値の長さ、Abs(絶対座標)ではZ=0からの高さを入力します。 Digでは、直接画面上を指示して入力します。サブエアカット高さ:
工具が下りるときのサブエアカットの長さまたは高さを入力します。Inc(相対座標)では相対値の長さ、Abs(絶対座標)ではZ=0からの高さを入力します。 Digでは、直接画面上を指示して入力します。
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エアカットタイプ:
エアカットタイプの設定は以下の3種類から選択します。直接:
工具が直接下がります。ジグザグ:
ジグザグ切込みを出力します。 断面の要素近辺が垂直な場合、一部垂直に下りるものになります。逆斜め:
次に削る断面の切削方向とは逆の方向から斜めにアプローチします。注意:経路に付加する送り速度は、「直接」の場合[オプション]-[エアカット速度]を参照しますが、「ジグザグ」「逆斜め」は、[オプション]-[アプローチ速度]を参照します。エアカット速度は垂直降下なので一番遅い速度。傾斜したアプローチは通常のアプローチと同じ分類として扱っています。
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勾配角度:
勾配角度を入力します。
この設定は切込みの最小角度を入力するものです。
断面の形状によってはこの角度より急な加工になることもあります。幅:
ジグザグ切込みの出力幅を指定します。
断面の幅(XY平面上の断面沿い長さ)が指定した切込み幅より短い場合は、断面の幅の範囲で折り返しする形状になります。
この設定は逆斜め切込みでは参照しません。
回避タイプ:
上向きの回避モードを以下の3種類から選択します。未設定:
エアカットはつきません。エアカットのみ:
エアカットがつきます。エアカット+サブエアカット:
エアカットとサブエアカットがつきます。エアカット高さ:
工具が上がるときのエアカットの長さまたは高さを入力します。
Inc(相対座標)では相対値の長さ、Abs(絶対座標)ではZ=0からの高さを入力します。 Digでは、直接画面上を指示して入力します。サブエアカット高さ:
工具が上がるときのサブエアカットの長さまたは高さを入力します。Inc(相対座標)では相対値の長さ、Abs(絶対座標)ではZ=0からの高さを入力します。 Digでは、直接画面上を指示して入力します。