面なり…制限
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加工
- 下記の条件に当てはまるモデルの場合、経路計算が途中終了したり、乱れた経路が作成されることがあります。
- モデルに急勾配面がある
- モデルにモデルを貫通する穴(形状は円形に限らない)がある
- モデルに工具直径に近い幅の溝形状がある
- 面なり加工は、加工範囲形状をモデルに一旦投影します。投影するときに、加工範囲形状の下に面がないと誤動作することがあります。
- 面なりの経路計算は、他機能の等高線や走査線系よりも極端に計算時間が遅い制限があります。
- 「CADデータを利用して計算する」の機能は以下の指定の場合無効です。
・加工工具がボール工具ではない場合
・加工対象のモデルがVer.5.1までに取り込みしたものである場合
・モデル取り込みした面がSTLの場合
- 作成した経路を食い込みチェック機能で確認した場合、CADデータと加工形状ファイルとの誤差により、食い込みと見なされる場合があります。
- 「CADデータを利用して計算する」を使用すると、使用しないときよりも数十倍の計算時間がかかります。
周回経路
- XY切込み量に工具半径を超える値を指定すると、削り残りが発生することがあります。
アプローチ
- 加工範囲のZ設定最小値より低い位置に3D円弧アプローチは作成しません。
エアカット
- 「ジグザグ」「逆斜め」を指定した場合、高さは必ずInc 指定になります。
高さをAbs指定することはできません。
加工範囲
- XYの範囲が入れ子になっている場合(図1参照)、図2のように2の領域を除いた1の領域と3の領域に経路が作成されます。
- 領域どうしを2次元的に接したり、交差させて指定した場合、正しく経路を作成できません。
- 最大値および最小値に設定されている高さの経路が作成されない場合があります。
この場合は、Z範囲の幅を大きめにして設定してください。
- 「Z最大〜Z最小」がZの加工範囲になります。ただし、加工範囲が設定されていない場合、ワークのZ範囲を参照しません。
回避
- [回避最短ルート]を選択した場合、以下の制限があります。
- 最短ルート化した経路の速度は[工作機情報]-[早送りの送り速度]の設定値を参照します。
- 最短ルート化した経路は[経路エディタ]-[加工シミュレーション]では切削として扱うため[G00干渉]のチェック対象外です。
- 本機能での最短ルート機能は計算対象モデルのみを参照します。ストックは参照しません。
機能
アプローチ
回避
オプション