削り残し…制限
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アプローチ
- 3D円弧アプローチには、他の機能のような補間最大半径、補間最小半径の指定はありません。
- ピック速度には対応していません。ある断面から次の断面に切削で移るときのピック部分は経路形状として存在しますが、Ver.4.7までは3D円弧アプローチ、ジグザグ、逆斜めアプローチにつく送り速度でした。これらの速度はVer.4.9以降、アプローチ速度で設定します。
- 加工範囲のZ設定最小値より低い位置に3D円弧アプローチは作成しません。
エアカット
- 「ジグザグ」「逆斜め」を指定した場合、高さは必ずInc 指定になります。
高さをAbs指定することはできません。
加工範囲
- XYの範囲が入れ子になっている場合(図1参照)、図2のように1と3の領域に重複する経路が作成され、2の領域は無視されます。
- 最大値および最小値に設定されている高さの経路が作成されない場合があります。
この場合は、Z範囲の幅を大きめにして設定してください。
- ガイド化を設定しても参照されません。
- 「Z最大〜Z最小」がZの加工範囲になります。ただし、加工範囲が設定されていない場合、ワークのZ範囲を参照しません。
回避
- [回避最短ルート]を選択した場合、以下の制限があります。
- 最短ルート化した経路の速度は[工作機情報]-[早送りの送り速度]の設定値を参照します。
- 最短ルート化した経路は[経路エディタ]-[加工シミュレーション]では切削として扱うため[G00干渉]のチェック対象外です。
- 本機能での最短ルート機能は計算対象モデルのみを参照します。ストックは参照しません。