等高線領域…制限
|

|
注意
基本形状と断面形状より、等高線に沿った経路を作成します。
加工形状は、開形状、閉形状を指定します。
断面形状は、1つのみ指定、または勾配角度で指定します。
断面形状を指定する時は、以下の点に注意してください。
<2次元断面を指定する場合>
断面形状は、XY平面と平行な平面上に作成されている必要があります。
第一アイテムは、加工領域を側面から見た時のアイテムとなり、線分で作成されている必要があります。
断面形状の向きは、いずれの方向でも構いません。
<3次元断面を指定する場合>
断面形状は、加工領域の一辺に接するように作成します。
矢印の向きは考慮されません。
加工領域のZ位置は、仮想モデルのZ位置の基準になります。
アイテム数は、線分のみの場合330個、円弧のみの場合165個、自由曲線の場合は線分円弧に近似されて認識します。
開形状を指定する場合は、うねりのない形状を指定してください。
加工領域どうしの干渉チェックは行いません。
加工
- 断面形状の方向と「断面の認識方法」で選択した方向が不一致の場合経路は作成されません。
- 経路は加工境界の内側に作成されます。「境界に対する工具位置」で「外側/内側」を指定した場合、 さらに、その位置に対して外側拡大/内側縮小した範囲に作成されます。
- 「断面形状」−「断面指定方法」−「勾配角度」を設定すると、「断面の認識方法」(上方向、下方向)の経路は同じになります。
- 3次元断面形状を指定した場合、開始点(矢印)は加工範囲形状側に設定してください。
- 断面指定方法で「勾配角度」を設定の上、「Z切込み」にカスプを指定すると、勾配に応じたピッチにはなりません。カスプを指定する場合、「断面形状」を指定してください。
- パラメータの設定を変更せずにOKを押すと、経路を削除するかどうかを問い合わせるダイアログが表示されることがあります。
- 条件によっては、モデル干渉するか、断面抜けする経路が作成されることがあります。
- マイナス残り代には対応していません。
周回経路
- XY切込み量に工具半径を超える値を指定すると、削り残りが発生することがあります。
アプローチ
- アプローチ(円弧アプローチ、直線アプローチなど)を設定する場合は、エアカットタイプは直接を設定してください。
例えば、ジグザグとアプローチを同時設定すると、アプローチへG00で直接降下する動きとなってしまいます。
エアカット
- 「ジグザグ」「逆斜め」を指定した場合、高さは必ずInc 指定になります。
高さをAbs指定することはできません。
インコーナーR
- モデル、加工条件により、削り残しが発生することがあります。
工具直径比をデフォルトの20%以下に設定するか、あるいはXYの切込み量を工具半径の80%以下に設定すると安定した経路が作成されます。
- XYの切込み量と工具半径が等しい時、インコーナーRを指定すると、モデル形状によっては削り残りが発生します。このような時は、XYの切込み量を小さくしてください。(インコーナーR半径 または インコーナーR最小半径 ≦ 工具半径 − XYの切込み量)
加工範囲
- 加工境界(参照するワイヤー形状)は加工範囲パネルにて設定します。もし設定されていない場合、ワーク形状から矩形を得て参照します。
- ガイド化を設定しても参照されません。
- 「Z最大〜Z最小」がZの加工範囲になります。
- 経路は「断面の認識方法」に従い、加工境界の進行方向に対して右側あるいは左側に作成されます。「境界に対する工具位置」で「外側/内側」を指定した場合、さらに、その位置に対して外側拡大/内側縮小した範囲に作成されます。
機能
アプローチ
回避
オプション
断面形状