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説明
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操作
|オプション|
文字/文字作成(TEXT)
文字列を作成する
[説明]
文字列を色々な方法で作成します.
文字列は50段まで作成することができます.
複数段に文字を作成した場合、各段の文字は個別の文字列になります.
コマンドを実行すると以下のダイアログが表示されます.
[メモ]には任意の文字列を追加、削除します.
初期値はメモ欄の初期値設定用ファイル(インストールフォルダ\config\ja_JP.mscode\text.data)に登録した内容です.
[クリア]では、文字列のボックスにある文字列を削除します.
[配置モード]では、文字を作成するモードを設定します.
[1点配置]では、指示位置を原点に文字を作成します.
[矩形配置]では、指示した領域に文字を作成します.
[線分参照配置]では、指示した線分の傾斜に合わせて文字が作成されます.寸法線パラメータの寸法線と文字の間隔の値だけ線分から離れた位置に文字が作成されます.
[円参照配置]では、指示した円の円周に沿って一段分の文字が作成されます.寸法線パラメータの寸法線と文字の間隔の値だけ円から離れた位置に文字が作成されます.
[配置モード]が[1点配置]の場合、配置位置の入力で数値入力を行うと、作成直前の文字高さを変更することができます.
[配置位置]では、[配置モード]が[矩形配置]の場合に設定します.
[左端]では、矩形領域の左中を原点として文字が作成されます.
[中央]では、矩形領域の中央を原点として文字が作成されます.
[右端]では、矩形領域の右中を原点として文字が作成されます.
[均等]では、矩形に均等に文字列が配置されるように、文字間隔を調整します.
[参照モード]では、[参照]を実行した際のモードを設定します.
[パラメータ]では、参照した文字の属性情報が[パラメータ]の各項目に取り込まれます.
[文字列]では、参照した文字の文字列が[文字列]に取り込まれます.
[パラメータと文字列]では、参照した文字の属性情報と文字列が、[パラメータ]、[文字列]両方に取り込まれます.
アレンジモードで[文字列]あるいは[パラメータと文字列]の場合、領域指示で複数の文字列を参照することができます.
[修正]では、修正する文字列を指定します.アレンジモードでは、領域指示で複数の文字列を修正することができます.修正する文字列のパラメータも修正時に参照されます.文字列修正後、再度配置位置を指定します.
[パラメータ]では、作成する文字列の属性を設定します.
[文字高さ]では、作成する文字の高さを設定します.
[文字の縦横比]では、文字の高さに対する横幅の比率を指定します.文字の横幅は、文字高さにこの値をかけた値になります.
文字の縦横比は
文字パラメータ
の[文字の縦横比] あるいは[文字の縦横比2]を参照します.
どちらを参照するかは
文字パラメータ
で設定します.
[文字間隔]では、作成される文字と文字の間隔を設定します.
[原点位置]では、作成される文字の原点を設定します.左下、左中、左上、中下、中央、中上、右下、右中、右上の9タイプから選択します.
[配置モード]が[線分参照配置]や [円参照配置]の場合、作成される文字は左下、左中、左上の場合は左のみ参照し、中下、中央、中上の場合は中のみを参照し、 右下、右中、右上では右のみを参照し、指示された線分あるいは円の位置関係から、下、中、上の原点位置を決定して文字が作成されます.
[行間隔]では、複数段文字列を作成する場合の間隔を設定します.正の値の場合は各段における文字の原点位置の間隔を意味します.
0以下の値の場合は、行と行の隙間が[文字高さ]の何倍かを意味します.
[角度]では、作成する文字の配置角度を設定します.
[文字のクラス]では、作成する文字のクラス番号を設定します.
[文字の色]では、作成する文字の色番号を設定します.
[配置基点]では、配置位置として指示した位置から配置基点までのオフセット量を入力します.[配置モード]が[1点配置]の場合に設定することができます.
[制限]
[円参照配置]では、複数段文字列を作成できません.
半角カタカナには対応していません.
文字パラメータの[フォント]がベクター形式に設定されている場合、扱い可能な文字は、JIS漢字表(JIS X 0208)が対象です.
ローマ数字や"@"のような丸枠の付いた数字を作成する場合は特殊文字コマンドを使用してください.
[フォント]がTrueType形式に設定されている場合、扱い可能な文字の制限はありません.
MSP 明朝などの、文字ごとに文字幅が異なるプロポーショナルフォントを使用すると、文字と文字の間に隙間が空く場合があります.
[フォント]がTrueType形式の場合、選択したフォントによっては、文字の外形形状が交差していることが原因で表示できない場合があります.
[操作]
1点指示での文字作成
矩形指示での文字作成
線分参照での文字作成
1点指示での文字作成
文字を入力してください.
文字列の配置位置を指示してください. (数値入力=文字高さの変更) 〈1〉
[文字列:ABC]
[配置モード:1点配置]
[原点:左下]
[配置基点 相対座標X:0.0]
[配置基点 相対座標Y:0.0]
矩形指示での文字作成
文字を入力してください.
文字列を配置する矩形領域を指示してください. 〈1〉〈2〉
[文字列:ABCDEF]
[配置モード:矩形配置]
[配置位置:左端]
線分参照での文字作成
文字を入力してください.
参照配置する線分を指示してください. 〈1〉
[文字列:ABCDEF]
[配置モード:線分参照配置]
[原点:左下]