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説明
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制限
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操作
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オプション
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形状評価/ポケット・プロファイル認識(PKTP)
ポケット・プロファイルの認識
[説明]
モデル形状(BODY,FACE群)から穴形状を認識して、Space-E CAM のモデル取り込みで使用可能な中間データを作成します.
[テンプレートとマッチングする]では、多段穴の段数に応じて認識結果を統一します.
インストールフォルダ\config\ja_JP.mscode\profile\プロファイル名\moldrc(holerc)\step_holes_template.dat
に記載された多段穴のルールで認識します.
複数の方向から加工できる部位は、認識方向の順番を指定することで加工方向を限定できます.
認識方向は、カレントデータムを基準として [表面方向]であれば、+Z 方向からの加工方向となります.[+X方向]であれば、+X方向からの加工方向となります.
本コマンドを実行したモデルに対して、Space-E CAMから[フィーチャ取り込み]を行うと、中間データを利用するか確認するダイアログが表示されますので、
利用する場合には[はい]を選択します.中間データを利用せずにはじめから認識を行う場合は、[いいえ]を選択します.
[
公差ファイル選択
]では、穴に付加した部分色ごとに穴種を設定したファイルを指定できます.
穴公差ファイルの作成については、
〈形状評価/穴公差ファイル作成〉
コマンドを参照してください.
[詳細設定]- [入力形状をヒーリングする]を設定することで指示したBODY , FACE群 に不整合がある場合は自動修復し、その後フィーチャを認識します.
[解析面近似する]では、自由曲面を解析面に近似させるかどうかを切り替えます.
[近似精度]は解析面を近似する場合に考慮される誤差量です.0.000001未満の値を設定した場合は単純化されません.
[母曲面領域を最小化]では、ヒーリングを行ったときに、母曲面の領域を最小領域に変更するか設定します.
[隙間]では、設定された値以下の隙間を補正します.指定可能な範囲は0.000001〜1.0です.
穴ソリッドは、クラス11に作成されます.他のクラスに変更する場合は、
インストールフォルダ\config\ja_JP.mscode\profile\プロファイル名\user_modeler.ini
に記述されている PKTP_CLASS_HOLE_OBVERSE の数値を変更して下さい.
[制限]
認識した部位に対してアイテムが作成されます.削除する場合は(ツリービュー/グループ)タブから
[PKTP2用中間BODY]、[PKTP2用穴部品]グループとその構成要素を削除してください.
BODY を複数指示することはできません.
FACE群でフィーチャ認識させる場合は、FACE群でソリッド化できる必要があります.
ヒーリングをしても円筒面にならない部位は、穴として認識されません.
[操作]
フィーチャ認識(BODY指示)
フィーチャ認識(FACE群指示)
フィーチャ認識(BODY指示)
FACE群/BODYを指示してください、または囲んでください〈1〉
[テンプレートとマッチングする:しない]
[認識方向(1回目):表面方向]
[認識方向(2回目):---]
[入力形状をヒーリングする:しない]
データムを指示するか名称を入力してください.または確定してください【確定】
フィーチャ認識(FACE群指示)
FACE群/BODYを指示してください、または囲んでください〈1〉〈2〉
FACE群を指示してください、または囲んでください【確定】
[テンプレートとマッチングする:しない]
[認識方向(1回目):表面方向]
[認識方向(2回目):---]
[入力形状をヒーリングする:しない]
データムを指示するか名称を入力してください.または確定してください【確定】
[オプション]
[公差ファイル選択]では、部分色ごとに穴種を設定することができます.