拘束 フィーチャ

説明
[部品作成モード]で[拘束付加]、[角度拘束付加]、[点面間拘束付加]を実行すると、拘束 フィーチャが作成されます。
*軸一致というタイプの拘束である場合は、編集できる拘束の値がありませんので、拘束フィーチャが作成されません。

パラメータ
キー名 フィーチャのシステム用名称です。現在利用されていないので、任意の値で問題ありません。
名称 フィーチャの表示用の名前です。主にパーツツリーで使用されます。目的などに応じて分かりやすい名称を自由に付けることができます。
座標変換情報 フィーチャ作成後に移動・回転等を行った場合に付加されます。詳細は別項を参照してください。
フィーチャ・タイプ 手続き型(固定値)
フィーチャ基準データム フィーチャを作成したときのシステムのカレント データムの名称が表示されます。データムが削除されていると「該当なし」と表示されますが、データム情報は内部的に保持しています。
拘束 タイプ 拘束のタイプです。[距離: 平面-平面 、距離: 平面-軸、距離: 平面-点、角度: 平面-平面、角度: 平面-軸、角度: 軸-軸]の6つのタイプがあります。
数値 拘束の数値です。
*角度拘束の場合はマイナスの値を入れても、効果が出ませんので、プラスの値を使ってください。
拘束エンティティ1 拘束のアイテム対象1となります。
拘束エンティティ2 拘束のアイテム対象2となります。
*拘束アイテムの一方が無限平面、点あるいは非フィーチャである場合は、このパラメータが無くなります。

部品内と部品間拘束
拘束アイテムが属する対象によって、部品内拘束と部品間拘束に分けています。
(1)部品内拘束について
部品内拘束とは1つのパーツ下のアイテムに付いている拘束です。 下記の図の中の[taper1]と[cyl1]に角度拘束を付いています。
拘束の値を普通の寸法と同じように変数で定義できます。
パーツ1の最終形状は下記のようになります。
(2)部品間拘束について
部品間拘束とは異なったパーツ下のアイテムに付けている拘束です。 下記の図の中の[パーツ-1-1]の[bool4-0]と[パーツ-1-2]の[cyl1]に距離拘束を付いています。