フィーチャを移動や回転等した場合は、コマンドで指示した各フィーチャに[座標変換情報]というものが付加されます。[モデルコピー]などでモデルの配置座標を指示した場合も、各フィーチャに[座標変換情報]が付加されます。
どの操作によって[座標変換情報]が付加されたのかが分かるように、つぎの3つのタイプが定義されています。それぞれのタイプ毎に個別のパラメータが定義されており、そのパラメータを変更することで、移動量を後で変更するようなことが実現できます。
同じフィーチャに対して、何度も移動等を繰り返すと、この[座標変換情報]がフィーチャ内で、リスト化されて保持されます。この場合でもそれぞれの移動処理に対してパラメータを指定し直すことができます。
移動タイプ |
[移動(RBP)]コマンドでフィーチャを移動させた場合に付加されます。[移動方向]と[移動量]のパラメータがあります。 |
回転タイプ |
[回転(RCR)]コマンドでフィーチャを移動させた場合に付加されます。[回転基準点]と[回転軸]、[回転角度]のパラメータがあります。 |
配置タイプ |
モデルコピー時など、上記以外のコマンドでフィーチャの位置を変更した場合に付加されます。配置座標系の定義情報(原点、X軸、Y軸)が保持されます。 |
形状間につけられた拘束を評価することでフィーチャの位置が変化した場合は、配置タイプの[座標変換情報]が付加されます。